本文
展示鳥類剥製(ハシブトガラス)
ハシブトガラス
ハシブトガラス
ハシブトガラス剥製
鳥名
ハシブトカラス【嘴太烏】スズメ目カラス科カラス属(英名 Large-billed Crow)全長57cm
季節・分布
留鳥として、県内各地に普通に生息・繁殖。
生息環境
海岸、河原、農耕地、住宅地、山地など。高山にも生息する。
行動
雑食性でなんでも食べる。
繁殖期以外は群れで生活する。
形態
雌雄同色。くちばしが太く、湾曲している。
成鳥は全体が黒く、紫色や青色などの光沢がある。
鳴き声
「カーカー」などと澄んだ声で鳴く。濁った声も出すことがあるが、ハシボソガラスほどしわがれた声ではない。
特徴
鳴くときは喉を膨らませて、頭をやや上へ傾けて鳴く。鳴き声に合わせて尾を上下に振る。
ハシボソガラスはおじぎをするように鳴くので、鳴く姿勢でも識別できる。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥