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関川において鉛が環境基準値を超過しましたが下流域で上水道及び農業用水の取水がないことを確認済です
県では、水質汚濁防止法により策定した水質測定計画に基づき、国等の関係機関と連携して、県内の公共用水域の水質を監視しています。
このたび、北陸地方整備局が実施した調査において、関川直江津橋で鉛が環境基準値(0.01mg/L)を超えて、0.019mg/L検出された旨、連絡がありました。
この連絡を受け、上越市が周辺の施設を確認したところ、鉛使用事業場はありませんでした。
また、関川稲田橋下流で上水道の取水及び農業用水の取水がないことを確認しています。
1 調査結果(試料採取日 令和2年11月4日)
河川名 | 調査地点 | 鉛濃度 | 環境基準値 | 調査機関 |
---|---|---|---|---|
関川 | 直江津橋 | 0.019mg/L | 0.01mg/L | 北陸地方整備局 |
稲田橋(直江津橋の上流) | 0.005mg/L未満 |
*環境基準の達成状況は、今後の測定結果とあわせて年平均値で評価します。
2 今後の対応
北陸地方整備局では、本日、追加で水質調査を実施しています。
参考 鉛
- 健康への影響
疲労、頭痛、関節痛、胃腸障害、中枢神経障害、末梢神経障害を及ぼすといわれている。 - 用途
鉛蓄電池、ハンダ、合金原料、電線被覆、顔料、銃弾、プラスチック安定化剤等に使用
本件についてのお問い合わせ先
環境対策課水環境係 担当 茨木
直通 025-280-5157 内線 2716
〔調査の詳細について〕
北陸地方整備局水災害予報センター 担当 長谷川
直通 025-370-6770 内線 3851
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