本文
展示鳥類剥製(ソウシチョウ)
ソウシチョウ
ソウシチョウの剥製
鳥名
ソウシチョウ【相思鳥】 スズメ目チメドリ科ソウシチョウ属(英名 Red-billed leiothrix) 全長15cm
季節・分布
自然分布:中国南部、ベトナム北部からミャンマー北部、インド・アッサム地方、ヒマラヤ西部
移入分布:九州・四国・本州関東以南で定着し、分布を拡大している。新潟県内では数例の記録がある。
外来生物法で特定外来生物に指定されている。
古くから日本に飼い鳥として輸入されていたが、一般家庭からの逸出または業者による大量放鳥により野生化、定着したと考えられている。
生息環境
ササ類の繁茂する標高1000m以上の落葉広葉樹林で繁殖する。
越冬期は標高の低い地域に移動し,主に竹林や笹藪に生息する。
行動
小群を作って生活する。カラ類と混群を作ることもある。
食性は雑食で、昆虫、果実、種子などを食べる。
形態・特徴
体は暗緑色で、のどは黄色、翼に赤と黄の斑紋がある。嘴は赤い。
鳴き声
地鳴きはギジジ、ギジジ
さえずりはピィチョイチョイチョイなど
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥