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展示鳥類剥製(オオミズナギドリ)
オオミズナギドリ
オオミズナギドリ
オオミズナギドリの剥製
鳥名
オオミズナギドリ 【大水薙鳥】 ミズナギドリ目ミズナギドリ科オオミズナギドリ属 (英名 Streaked Shearwater)
全長45-52cm 翼開長103-113cm
季節・分布
新潟県ではおもに夏鳥。
粟島で繁殖する。
粟島の繁殖地は「粟島のオオミズナギドリおよびウミウ繁殖地」として1972年に天然記念物に指定されている。
生息環境
沿岸から沖合。
行動
繁殖期以外は海上で生活する。
羽ばたきと滑空を交えてゆったりと飛ぶ。
食性は動物食で、魚類や軟体動物などを食べる。
水面近くにいる獲物を捕食したり、浅く潜水して採食する。
形態・特徴
雌雄同色。
体の上面は黒褐色で背に淡色の波状の斑がある。
体の下面は白。
頭部には黒褐色の細かい斑が入る。
鳴き声
海上を飛翔中は鳴かない。
繁殖地では、オスはピーウィー、メスはゴア―などと鳴く。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥