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令和3年度の異常水質事案の発生状況
令和3年度の異常水質事案(油流出事故、魚類へい死事案等)の発生状況を取りまとめました。
1 県に連絡があった事案件数
令和3年度は241件で、前年度(令和2年度)の295件から54件減少しました。
内訳は、油流出225件、魚類へい死7件、その他9件でした。
年度 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | 令和3年 |
---|---|---|---|---|---|
油流出 | 240件 | 175件 | 193件 | 278件 | 225件 |
魚類へい死 | 8件 | 14件 | 12件 | 8件 | 7件 |
その他 | 20件 | 10件 | 11件 | 10件 | 9件 |
事案件数 | 268件 | 198件 | 215件 | 295件 | 241件 |
※ 複数項目に該当する事案がある場合、内訳の合計と事案件数は一致しない
- 油流出事故の原因は、ホームタンクからの灯油の小分け中に現場を離れるなどの「取扱不注意」によるものが依然として第1位(95件、原因判明事案中の54%)となっています。
- 魚類へい死事案は7件すべて原因不明でした。
- その他の事案は、事業者の管理不徹底・取扱不注意による汚水を含む水の流出等が9件の発生がありました。
2 県の対応
- 異常水質事案が発生した場合は、国、市町村、消防等の関係機関と連携し、被害の拡大防止及び原因究明に努めています。
- 関係機関、石油販売店などと連携し、異常水質事案の9割以上を占める油流出事故の防止を呼びかけています。
<例>
・ ポスターの掲示、ラジオや新聞等を活用した広報
・ 各家庭及び事業所へのチラシやステッカーの配布 - 油流出事故による河川等の環境への影響や取水停止等の社会的影響について、様々な機会、広報媒体を通じて意識啓発を図ります。
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