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新発田市の芋卸江川における魚類へい死について
新発田市の芋卸江川(いもおろしえがわ)における魚類へい死について
本日、住民からの通報を受け、新発田環境センターと関係機関が、新発田市浦から米倉地内の芋卸江川(太田川支川)の広い範囲で、100匹以上のへい死魚を確認しました。
新発田環境センターがへい死魚を確認した地点で簡易水質検査(pH、溶存酸素、シアン、六価クロム、化学的酸素要求量など)を実施したところ、アンモニアなどが酸化してできる硝酸性窒素を検出し、これが原因の可能性があります。
原因と考えられる事業所では県の要請により排水を停止し、また、当該河川では生きている魚も確認しており、これ以上の影響はないものと考えられます。
なお、当該河川での水道や農業用の取水がないことを確認しています。
引き続き、原因等の究明を進めてまいります。
【事案の概要】
1 経過等
9月26日(火)
16時05分頃 新発田地域整備部に魚が大量に死んでいる旨、住民から通報
17時00分頃 新発田環境センターと地域整備部が現地確認
簡易水質検査を実施
20時20分頃 県の要請により原因と考えられる事業所が排水を停止
2 事案発生場所
新発田市の芋卸江川(太田川支川)
3 へい死魚
体長5cm前後の小魚100匹以上
(参考)
○ 硝酸性窒素
(1) 毒性:硝酸性窒素は、それ自体は急性毒性をほとんど持たないが、乳幼児の胃の中で微生物により亜硝酸性窒素に還元された後体内に吸収され、血液中のヘモグロビンと結合し、酸素欠乏症を引き起こすといわれている。メトヘモグロビン血症は、乳幼児や胃腸病患者に発症しやすいが、健常な成人は、ほとんど発症しない。
(2) 発生源:主な発生源は、施肥や家畜排せつ物等の影響
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