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新潟海域における総水銀の環境基準値超過について(第1報)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0464474 更新日:2024年6月17日更新

 県では、水質汚濁防止法に基づく水質測定計画により、県内の公共用水域の水質を監視しています。

 新潟海域の調査地点9地点のうち1地点で総水銀が環境基準値(0.0005mg/L)を超えて、0.0006mg/L検出されました。

 

1 調査概要等

  新潟海域では、9地点を年6回調査しており、そのうち総水銀は年4回測定しています。

  昭和53年に総水銀が2地点で1回だけ検出されていますが、昭和54年以降は検出されていません。

  直近の5月の調査においても9地点全てで総水銀は検出されていません。

 (昭和53年の測定値 新潟海域No.15:0.0007mg/L、新潟海域No.16:0.0010mg/L)

 

2 調査結果(試料採取日 令和6年6月4日)

海域名

調査地点

総水銀※1

アルキル水銀※2,3

新潟海域

No.11

0.0006mg/L

検出されず

その他の地点

0.0005mg/L未満

-

 

環境基準値

0.0005mg/L以下

検出されないこと

※1 総水銀は、無機水銀やアルキル水銀等の水銀及びその化合物の総称

※2 アルキル水銀は、メチル水銀、エチル水銀等の総称

※3 総水銀が検出された場合、アルキル水銀を測定する。

 

3 今後の対応

  県では関係機関と協力し、追加で水質調査を実施する予定です。

【参考】 

水銀及びその化合物

1 健康への影響

  ・中枢神経障害等を及ぼすといわれている。

2 用途

  ・工業用、農薬用、医薬用などに使用。

アルキル水銀

1 健康への影響

​​  ・諸臓器特に脳に蓄積して、知覚障害、運動失調、視野狭窄等の中枢神経障害を及ぼすといわれている。

 

報道発表資料 [PDFファイル/150KB]

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