本文
村上市塩谷地内におけるベンゼンによる地下水汚染について
村上市塩谷地内におけるベンゼンによる地下水汚染について
9月11日に村上市塩谷地区の住民から村上地域振興局健康福祉部に地下水から異臭がするとの相談があり、新発田環境センターが3地点で地下水調査を実施しました。
その結果、本日2地点から地下水の環境基準値を超えるベンゼンが検出されました。
村上市では、9月12日に塩谷地区及び福田地区の住民に対して、地下水の飲用抑制を要請しています。
調査結果の概要及び県の対応は次のとおりです。
1 概要
(1) 調査地点:村上市塩谷地内
(2) 試料採取日:令和5年9月13日
(3) 検出された2地点の調査結果
有害物質の種類 |
調査結果 |
基準値 |
ベンゼン |
0.25 mg/L |
0.01 mg/L 以下 |
0.40 mg/L |
2 県の対応
・周辺に水道水源がないことを確認しました。
・改めて周辺の飲用井戸の所有者への飲用抑制を村上市に要請しました。
・営業用井戸の所有者への飲用抑制を実施しました。
・農業用井戸所有者への注意喚起を村上市に要請しました。
・周辺の地下水調査を実施し汚染状況を確認するとともに、汚染原因の調査を実施します。
(参考)
○ ベンゼン
1 健康への影響
発ガン性があり、白血球及びリンパ球を減少させるといわれている。
2 用途
合成樹脂、染料、農薬、消毒剤の原材料等に使用、ガソリン等にも含まれている。
本件についてのお問い合わせ先
環境対策課〔担当〕水戸部
(直通)025-280-5694(内線)2711
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)