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新潟県内河川におけるPFOS及びPFOAの調査結果について
新潟県内河川におけるPFOS及びPFOAの調査結果について
有機フッ素化合物の一種であるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)について、県内の河川における状況を把握するため、今年度、県内16河川25地点において調査を実施しましたので結果をお知らせします。
暫定指針値(50ng/L)を超過する地点はありませんでした。
1.調査期間
令和6年9月~12月
2. 調査結果の概要
調査対象 |
暫定指針値超過地点数 / 調査地点数 |
公共用水域(16河川) |
0 / 25 |
地点毎の結果は別表のとおり
3. 今後の対応
次年度以降も定期的に県内河川の調査を行うとともに、県内の地下水の調査も実施します。
調査の結果、暫定指針値を超過した場合は、すみやかに公表するとともに原因究明のための調査を実施します。
(参考)
〇 PFOS及びPFOAの用途及び健康影響
これまでPFOSはメッキ処理剤、泡消火薬剤等に、PFOAは撥水剤、界面活性剤等に使用されており、継続的に摂取した場合コレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。
なお、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律に基づき、PFOSは2010年以降、PFOAは
2021年以降、製造・輸入等を原則禁止されています。
有機フッ素化合物(PFAS)について(環境省HP)
https://www.env.go.jp/water/pfas.html<外部リンク>
別表
単位:ng/L
水系名 |
河川名 |
調査地点※ |
試料 採取日 |
PFOS |
PFOA |
PFOS及びPFOA |
信濃川 |
信濃川 |
十日町橋 |
11/5 |
0.5未満 |
0.8 |
1.3 |
長生橋 |
11/18 |
0.5未満 |
0.5 |
1.0 |
||
庄瀬橋 |
12/11 |
0.5未満 |
0.9 |
1.4 |
||
魚野川 |
小出橋 |
11/5 |
0.5未満 |
0.5未満 |
1.0未満 |
|
能代川 |
結地先(大島橋) |
12/11 |
0.5未満 |
0.8 |
1.3 |
|
栗ノ木川 |
石山橋 |
12/11 |
0.7 |
4.8 |
5.5 |
|
両新橋 |
12/11 |
14 |
5.2 |
19 |
||
阿賀野川 |
阿賀野川 |
麒麟橋 |
9/4 |
0.5未満 |
0.7 |
1.2 |
横雲橋 |
10/22 |
0.5未満 |
0.5未満 |
1.0 未満 |
||
福島潟 |
潟口橋 |
10/22 |
0.5未満 |
1.1 |
1.6 |
|
新井郷川 |
名目所橋上流 |
10/22 |
0.6 |
1.4 |
2.0 |
|
大正橋 |
10/22 |
0.5未満 |
1.2 |
1.7 |
||
新発田川 |
東港新橋 |
9/4 |
0.6 |
1.3 |
1.9 |
|
関川 |
関川 |
一之橋上流 |
9/4 |
0.5未満 |
0.5未満 |
1.0未満 |
稲田橋 |
12/17 |
0.5未満 |
0.5未満 |
1.0未満 |
||
直江津橋 |
12/17 |
0.5未満 |
1.0 |
1.5 |
||
保倉川 |
吉野橋 |
12/17 |
0.5未満 |
0.5未満 |
1.0未満 |
|
古城橋 |
12/17 |
0.5未満 |
0.7 |
1.2 |
||
荒川 |
荒川 |
荒川取水堰 |
10/15 |
0.5未満 |
0.5未満 |
1.0未満 |
旭橋下流 |
10/15 |
0.5未満 |
0.5未満 |
1.0未満 |
||
落堀川 |
落堀川 |
藤村橋 |
11/6 |
0.5未満 |
1.3 |
1.8 |
加治川 |
加治川 |
次第浜橋 |
11/6 |
0.5未満 |
0.5未満 |
1.0未満 |
新川 |
新川 |
槇尾大橋 |
11/19 |
0.5 |
1.9 |
2.4 |
鯖石川 |
鯖石川 |
安政橋 |
9/4 |
0.5未満 |
1.2 |
1.7 |
姫川 |
姫川 |
山本地先 |
11/6 |
0.5未満 |
0.5未満 |
1.0未満 |
|
16河川 |
25地点 |
|
報告下限値0.5ng/L |
報告下限値0.5ng/L |
暫定指針値50 ng/L |
※ 同一河川で複数地点調査した場合は上流から下流の順に記載
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