ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 福祉保健部 感染症対策・薬務課 > つつが虫病に注意しましょう

本文

つつが虫病に注意しましょう

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0379239 更新日:2026年5月14日更新

1 つつが虫病とは

つつが虫病は、細菌の一種であるリケッチアによる感染症です。
北海道を除く全国で発生が見られ、新潟県では春~初夏(5月~7月)及び秋(10月・11月)に報告数が多い傾向があります。
また、海外ではアジア太平洋地域の広範で流行しており、輸入感染症としても注意が必要です。

「参考:全国及び新潟県内での発生状況 」 

2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026
新潟 13 7 4 6 4 6 1
全国 538 544 492 445 354 295 43

※2026年は、新潟県が第19週(5月4日~5月10日)、全国が第18週(4月27日~5月3日)時点

病原体は、つつが虫病リケッチア(Orientia tsutsugamushi)です。
リケッチアを保有したツツガムシ(ダニの一種)の幼虫に刺されることによって感染します。
人から人へうつることはありません。

 

2 症状と治療

症状

 典型的には、5日~14日の潜伏期の後に、全身倦怠感、食欲不振とともに頭痛、悪寒、発熱などの症状が現れます。数日後より、体幹部を中心に発しんが現れ、リンパ節の腫れを伴うこともあります。

治療

 抗菌薬(テトラサイクリン系)による治療を行います。通常、抗菌薬が速やかに効きますが、治療が遅れると重症化する場合があるので、早期発見・早期治療が重要です。

3 予防について

  • 予防接種はありません。
  • ダニの吸着を防ぐことが最も重要です。
    農作業、山菜採り、庭仕事などで、山林や草地などに入るときは、次のことに注意しましょう。
    1. 長袖、長ズボン、長靴を着用し、肌をできるだけ出さないようにする。
    2. 衣類を草むらに置いたり、草むらで休息や用便をしない。
    3. 防虫スプレーを使用する。
    4. 山野での作業後は入浴するなどして、吸血前のダニを皮膚から洗い流す。ダニが体についていないか点検する。

※ダニに刺されている場合は、早期に除去することが重要で、早ければ病原体が体内に注入されることを防げる場合もありますので、皮膚科で除去してもらうことをお勧めします。自分でダニの体をつまんで引き抜こうとすると、病原体を自分の体内に注入してしまったり、ダニの頭部が皮膚に残ってしまうことがあります。

4 診断・その他

 診断は、病源体の検出あるいは抗体検査などによります。
 発症の1~3週間前に、流行地への旅行歴、もしくは野山や河川敷などでの活動歴があれば本症が疑われます。痂皮を伴う典型的な「刺し口」を証明するのが診断のポイントです。刺し口は皮膚の柔らかい隠れた部分にみられますが、見つからない場合もあるので注意が必要です。
 感染症法では、四類感染症に定められており、診断した医師は直ちに最寄の保健所へ届け出ることが義務づけられています。

ツツガムシ 刺し傷

 写真.ダニの刺し口(国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイトより引用)

 

<外部リンク>