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2.新潟県の海岸概要について
海岸線の長さ
海岸総延長635.1km
(河口部5.8kmを含む。)
- 本土330.2km
- 離島304.9km
(所管別)
- 国土交通省水管理・国土保全局:406.6km
- 国土交通省港湾局:119.4km
- 農林水産省水産庁:109.1km
計635.1km
(令和4年3月31日現在)
海岸の特徴
海岸の特徴
本県は日本海に面し細長く延び、海上34kmには佐渡島が横たわり、更に北東部に粟島が浮かんでいます。海岸線は、地形や生成過程により変化に富んでいて、多様な自然景観・環境を有し、毎年県内外から多くの利用者が訪れています。
日本海側では、11月頃より3月頃にかけて、西高東低の気圧配置の時に北西の季節風が吹きつづくため、海岸には、日本海特有の冬期波浪が来襲しますが、本県においても、昭和45年の冬期風浪“台湾坊主”に代表される高波により、侵食がすすみ、人家、田畑の流失、越波による道路交通止め等の被害が発生しています。
海岸事業
本県における海岸事業は、昭和8年頃に始まり、事業名称も年度によっていろいろと変わっていましたが、昭和27年度から国庫補助による海岸局部改良事業として特に被害の著しい相川海岸他8海岸を本格的に着手しました。
その後、各海岸で進行しつつある海岸侵食を防止するための保全対策を実施するとともに、国民の生活様式の変化や余暇利用のニーズに応えるための快適で潤いのある海岸環境を創出する環境整備事業を実施しています。