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【柏崎】有毒植物による食中毒に注意しましょう!
- 山菜狩りや家庭菜園で有毒植物を誤って採取し、食べたことによる食中毒が毎年発生しています。
- 特に新芽など植物の見分けがつきにくい4月、5月に多発しています。
注意すべきポイント
有毒植物による食中毒を避けるために、注意すべきポイントをご紹介します。
- 食べられる植物だと正確に判断できない山野草などの植物は、絶対に「採らない」「食べない」「人にあげない」を徹底しましょう。
- 特に、新芽や若葉などは鑑別が難しいので注意しましょう。
- 食べられる植物と有毒植物は同じ場所に生えることがあるので、1本1本をよく確認してから採りましょう。
また、調理する前にも再度確認しましょう。 - 家庭菜園では、観賞用の植物と食用の植物は、植える場所を区分けするとともに、離して植えましょう。
リーフレット:有毒植物による食中毒に注意! [PDFファイル/1.1MB]
有毒植物の例
スイセン
◆間違えやすい「食べられる植物」
ニラ
・細い葉のタイプのスイセンはニラによく似ているため
間違えやすい。
・また、葉を揉むと(または切ると)ニラはニンニクの
ような強い刺激臭(ニラ臭)があるが、スイセンの
臭いは弱く青臭い。
・有毒植物による食中毒のうち、もっとも発生が多い。
(平成22年~令和元年/全国)
スイセン(左、有毒植物)とニラ(右、食べられる植物)が同じ場所に生えている例
イヌサフラン
◆間違えやすい「食べられる植物」
(葉)ギョウジャニンニク、ギボウシ (球根)ジャガイモ、タマネギ
・葉、花、球根すべてが有毒である。
・中毒症状は、嘔吐、下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難で、重症の場合は死亡することもある。
・新潟県内では、平成19年4月にギョウジャニンニク(食べられる植物)と誤ってイヌサフランを
食べたことにより1名死亡している。
イヌサフラン(有毒植物) ギョウジャニンニク(食べられる植物)
関連リンク
- 毒草による食中毒(にいがた食の安全インフォメーション)<外部リンク>
- 有毒植物による食中毒に注意しましょう(厚生労働省)<外部リンク>
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