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【柏崎】毒きのこによる食中毒に注意しましょう!
新潟県では、9月から11月中旬の秋季を「毒きのこ食中毒予防強化期間」と定め、毒きのこによる食中毒の予防を呼びかけています。
予防のポイント
その1 食べられるきのこと正確に判断できないきのこは、絶対に採らない!食べない!人にあげない!
その2 様々な「言い伝え」は、全く根拠がない迷信であるため、信じない!
(主な迷信)
- 柄が縦に裂ければ食べられる→毒を持つきのこの多くは柄が縦に裂ける。
- なすと一緒に料理すれば食べられる→食中毒を起こした例は多数ある。
- 虫が食べているきのこは食べられる→虫は毒のあるきのこも食べる。
その3 生のままや、加熱が不足する状態で食べない!
その4 傷んだり、カビが生えていたりしているきのこは食べない!
その5 一度にたくさん食べない!
(食べられるきのこ)ヒラタケ (毒きのこ)ツキヨタケ
きのこは、似ていて間違えやすいものがあり、専門家でも鑑別が難しいことがあります。安易に食べられると判断することは危険です。知らないきのこは、絶対に採らない!食べない!人にあげない!を守りましょう。
スギヒラタケは食べないでください
スギヒラタケは、安全が確認されていませんので、食べないでください。
◆平成16年秋に、新潟県をはじめ日本海側を中心とした地域で原因不明の急性脳症事例が多発しました。因果関係はわかっていませんが、発症者はスギヒラタケの摂取歴があったことから、厚生労働省では、スギヒラタケの摂取を控えるよう通知しています。
◆未だ原因の解明にいたっていない状況であり、その因果関係が否定できないことから、スギヒラタケは食べないでください。
スギヒラタケ
スギヒラタケの摂取を控えましょう(にいがた食の安全インフォメーション)<外部リンク>
令和元年度新潟県知事表彰式にて柏崎きのこ研究会が表彰されました
令和元年11月22日に新潟県庁にて令和元年度新潟県知事表彰式が行われ、保健衛生部門(きのこ食中毒防止啓発活動)で柏崎きのこ研究会(代表:布施公幹先生)が表彰されました。布施先生には新潟県の食の安全・安心サポーターとして柏崎刈羽地域のきのこ食中毒防止啓発活動に長年尽力していただいており、柏崎保健所からも改めて感謝申し上げるとともに、この度の表彰を心よりお慶び申し上げます。
関連リンク
毒きのこ食中毒情報(にいがた食の安全インフォメーション)<外部リンク>
毒キノコによる食中毒に注意しましょう(厚生労働省)<外部リンク>