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【柏崎】谷根(たんね)川にたくさんのサケが戻ってきました!

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0283854 更新日:2021年11月11日更新

 

 

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 柏崎市の谷根川では昭和53年からサケの増殖事業が行われています。初年度は8尾の迷いサケを捕獲し、そのうちの2尾のメスから6,300粒の卵を採卵・ふ化させ、翌年4月5日に稚魚6,000尾をはじめて放流しました。現在、立冬を迎えたくさんのサケが生まれ育った谷根川に帰ってきています。

 取材当日は捕獲と採卵の作業を特別に見学することができ、サケ資源を守り増やしていくための苦労を感じました。

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投網による捕獲作業

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採卵作業。1尾のメスから2,000~5,000粒の卵が採取されます。

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オスのお腹をさすって精子をかけ、受精させます。

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手で卵が潰れないように静かにかき混ぜます。

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ふ化槽に収容します。接水すると卵と精子が結合し、受精が完了します。

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 受精後、約30日で眼が出てきて、その約20日後には仔魚となり誕生します。その後、飼育池で成長した稚魚は来年の3月中旬から4月上旬にかけて放流されます。

 谷根川では、これから水温が下がる12月下旬まで遡上するサケを見ることができます。この機会に自然の雄大さを感じに出掛けてみてはいかがでしょう。

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  また、柏崎さけのふるさと公園<外部リンク>ではサケを中心に自然環境や生命の大切さを学習できる展示を行っています。また、隣接する加工所では増殖事業に供したサケの有効利用のため、塩引きやみそ漬け、ハンバーグなどに加工し、販売も行っています。

 ちなみに今日、11月11日は「鮭」という漢字の旁の部分「圭」が「十一十一」と分解できることから「鮭の日」とされています。

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