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かんがい排水事業
事業の目的
柏崎市、刈羽村に広がる水田地帯は、米作りに必要な水を主に鯖石川、鵜川、別山川やため池から取水していますが、各集水流域が小さいことから慢性的な水不足が生じており、干ばつの被害や米の品質低下等の問題を起こしています。このことから、平成9年に農林水産省による3つのダム事業が着工し、令和元年に3ダムが完成しました。
かんがい排水事業は、完成したダムの水を効率よく田んぼへ配るため、幹線用水路等の整備を行い、水不足を解消することを目的としています。
水を配る仕組(北条幹線・支線用水路の事例)
北条幹線・支線用水路は鯖石川の善根頭首工で取水した水を用水路から南条の揚水機場(ポンプ場)へ取り入れ、ポンプの力で地下に埋めた管(パイプライン)を利用して亀ノ倉配水槽へ押し上げます。亀ノ倉配水槽は用水系統の一番高い場所に設置しました。
亀ノ倉配水槽から南条地区・北条地区へは高いところから低いところへ水が流れる原理を利用し、自然流下により目的の田んぼまで送水します。
平成20年度に南条地区への送水ができるようになり、平成24年度は東条地区の工事が完了し、送水ができるようになりました。
南条の揚水機場です
亀ノ倉配水槽です
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柏崎農業振興部 農村振興部門
住所: 945-8558 柏崎市三和町5番55号
電話: 0257-21-6272
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電子メール: ngt111840@pref.niigata.lg.jp
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