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上越工業用水道【新潟県企業局】

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0049227 更新日:2019年3月29日更新

地盤沈下対策の一環として建設されました

施設の紹介

  • 取水・浄水施設は関川の河口から約8km上流に位置し、上越利水事務所が運転・管理を行っていますが、そこで除濁された水が上越臨海地域等の企業に供給されています。
  • 給水能力は当初120,000立法メートル/日でしたが、その後、昭和46年度に10,000立法メートル/日の増設を行っており、現在130,000立法メートル/日となっています。
    なお、送水管や諸施設の老朽化に伴い、昭和56年度から5カ年計画で施設の改修や送水管等の布設取替えを行い、給水の安定確保に努めています。

上空から見た上越利水事務所の全景の画像
上越利水事務所(浄水場)全景

主な施設

取水堰堤・取水口

関川をせき止め、川の水を浄水場へ取り入れるための施設です。

関川に設置している上越工業用水道の取水堰堤の画像
上越工業用水道の取水堰堤

高速凝集沈殿池(アクセレーター)

取水した川の水に薬品を混ぜ、泥を取り除くための池です。上越工業用水道の浄水場では3基設置されています。

上越工業用水道の高速凝集沈殿池の画像
上越工業用水道の高速凝集沈殿池

配水池

できた工業用水を貯めておくための池です。

上越工業用水道の配水池の画像
上越工業用水道の配水池

濃縮槽(シックナー)

高速凝集沈殿池で取り除かれた泥の水分を取り出す装置で、シックナーとも呼ばれています。

上越工業用水道の濃縮槽の画像
上越工業用水道の濃縮槽

天日乾燥池

泥を自然乾燥させて土にするところです。乾燥した土は二次乾燥場に運ばれ、貯めておきます。

上越工業用水道の天日乾燥池の画像
上越工業用水道の天日乾燥池

工業用水道のあゆみ

  • 上越工業用水道は、上越臨海工業地帯の地盤沈下対策の一環として、昭和35年度から3カ年計画で建設し、昭和37年5月から工業用水を給水しています。
  • 昭和48年度には汚泥処理施設の建設に着手し、翌年度から機械脱水方式により汚泥処理を行っていましたが、脱水装置の老朽化や維持管理費の節減のため、平成9年度から天日乾燥方式による汚泥処理を行っています。

建設中の上越工業用水道の高速凝集沈殿池の画像
建設中の高速凝集沈殿池

主なデータ

上越工業用水道の主なデータ
水系河川名 関川
取水地点 新潟県上越市大字上稲田地先
給水区域 上越臨海工業地帯(上越市の一部)
給水開始 昭和37年5月
給水能力 130,000立法メートル/日
基本契約水量 65,146立法メートル/日
料金 基本料金 21.30円/立法メートル
特定料金 27.70円/立法メートル
超過料金 42.60円/立法メートル
管理・運転 上越利水事務所(新潟県上越市大字寺2)

〔平成29年11月現在〕

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