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広神発電所【新潟県企業局】
広神ダム直下にあるダム式の発電所
広神発電所の紹介
- 広神発電所は、新潟県土木部が和田川総合開発事業の一環として和田川に多目的ダムとして建設を進めている広神ダムに事業参加し、ダムの落差を利用して発電を行う水力発電所で、平成23年3月に運転を開始しました。
- この発電所は、広神ダムより最大で毎秒5立方メートルを取水し、水圧管路で導水し、ダムの直下流左岸側に設ける発電所で最大出力1,600kW、年間約810万kWhの発電を行います。
- この発生電力量は、一般家庭約2,300戸が1年間に消費する電力量に相当します。
事業の経緯
- 平成5年3月 河川管理者(新潟県土木部)と基本協定締結
- 平成11年3月 東北電力(株)と基本協定締結
- 平成13年3月 河川管理者と変更協定締結
- 平成13年3月 広神ダム本体工事発注
- 平成18年3月 広神発電所主要機器設置工事発注
- 平成23年3月 広神発電所運転開始
建設中の広神ダム 下流側から望む(平成22年5月18日)
発電所のあゆみ
- 平成14年8月 転流工完了。ダム本体掘削着手
- 平成15年度 ダム本体基礎掘削完了
- 平成16年度 ダム本体コンクリート打設開始
- 平成17年度 発電所主要機器設置工事開始
- 平成19年度 放流設備、広神発電所建屋完成
- 平成20年度 ダム本体コンクリート打設完了
- 平成21年度 取水設備完成
- 平成23年3月 発電所運転開始
広神発電所 水車・発電機据え付け(平成20年8月26日)
主なデータ
発電所の場所 | 新潟県魚沼市小平尾地先 |
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発電開始 | 平成23年3月 |
発電所の形式 | ダム式(落差を得る方法による分類)・流れ込み式(運用の方法による分類) |
出力 | 最大出力 1,600kW |
使用水量 | 最大使用水量 5.0立法メートル/s |
有効落差 | 40.20m |
水系河川名 | 信濃川水系破間川右支川和田川 |