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企業局:企業会計
経営は特別な会計(企業会計)の下で独立採算制をとっています。
独立採算制をとっています
企業局など地方公営企業の会計は、民間会社と同じような方式を採用しており、「企業会計」と呼ばれる特別な会計のもと、独立採算制をとっています。
民間企業と同じ企業会計を採用
商店や会社などの民間企業は、商品の仕入れや売上げ、給料の支払い、土地・建物の取得、銀行からの借入など、さまざまな営業活動を行っています。このさまざまな営業活動をきちんと記録することによって、営業成績が良いか悪いかなどが正確に把握できるようになり、また、将来の経営方針を立てるための資料とすることもできます。この記録のことを「簿記」と呼んでおり、このように処理を行うことを「企業会計」と呼んでいます。これは民間企業の会計処理の大原則です。
企業局などの地方公営企業の会計も、民間会社と同じような、この「企業会計」を採用しており、常に財政状態や経営成績を把握しながら経営を行っています。
なお、県などの地方自治体で使われている「官公庁会計」は、現金の収入と支出の事実に基づいて計理される「現金主義会計」がとられています。