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高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確定について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0537552 更新日:2022年11月18日更新

高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確定について

11月17日に阿賀町の肉用鶏農場で発生した高病原性鳥インフルエンザを疑う事例は、本日7時に高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜※であると確認されましたので、その概要をお知らせします。

※疑似患畜とは
 家畜伝染病予防法において、患畜となるおそれがある家畜のことで確定した場合は殺処分などの防疫措置を講じることとなります。

農場の概要

(1)所在地:阿賀町

(2)飼養状況:肉用鶏・約15万羽、疫学関連施設・新発田市1施設 約0.6万羽

経緯

(1)11月17日朝、当該農場から下越家畜保健衛生所に、死亡羽数が増加した旨の通報がありました。

(2)同日12時頃、下越家畜保健衛生所が立入検査を行い、簡易検査を実施したところ13羽中、13羽の陽性を確認しました。

(3)11月18日、遺伝子(PCR)検査で陽性となり、同日7時に農林水産省によりH5亜型の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確認されました。

今後の対応

本日、7時から以下の防疫措置を開始しました。

(1)当該農場の鶏の殺処分及び埋却等の実施。なお、当該農場は、通報があった時点から飼養家きんの移動を自粛しています。

(2)発生農場の半径3キロメートル区域内の鶏等の移動制限と半径3~10キロメートル区域内の鶏等の搬出制限を設定。

(3)周辺農場の異常の有無の確認及び県内の全養鶏場に対する注意喚起

(4)感染拡大防止のため、発生農場の周辺地域に消毒ポイントを設置し、畜産関係車両の消毒を実施。

その他

(1)我が国では、これまで家きん卵及び家きん肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは報告されていません。

(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、生産者の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むようご協力をお願いします。特にヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いします。
 なお、農場での防疫作業画像については、県が撮影したものを提供します。

(3)今後とも、本県に関する情報提供に努めますので、生産者等の関係者が根拠のない噂などにより混乱することがないようご協力をお願いします。

報道資料 高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確定について [PDFファイル/96KB]

 

 

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