本文
中国 遼寧省との交流
海浜道路 黄渤海境界線灯台
※写真は現地旅行会社提供
概要
面積 | 14.8万平方km(新潟県の約12倍) | ||
---|---|---|---|
人口 | 4,351万人(令和元(2019)年) | ||
民族 | 84%が漢族、その他満州族、モンゴル族、回族、朝鮮族、シボ族等の43の少数民族が居住 | ||
省都 | 瀋陽市 | ||
交通 | 北京-瀋陽 | 飛行機 | 約1時間30分 |
ハルビン-瀋陽 | 高速鉄道 | 約2時間30分 | |
主要都市 | 瀋陽市、大連市 等 | ||
位置 | 中国東北地区の南部に位置 | ||
気候 | 北の温帯大陸性季節風気候で、四季がはっきりしている |
新潟県との関わり
平成8(1996)年 | 新潟港・大連港友好合作協議書締結 |
---|---|
平成9(1997)年 | 新潟県と大連市との交流推進に関する覚書調印 |
新潟県大連経済事務所開設 | |
大連・新潟フェア開催 | |
平成10(1998)年 | 大連・新潟フェア開催 |
平成11(1999)年 | 「大連国際部品材料展」出展 |
平成14(2002)年 | 大連経済事務所開設5周年記念経済訪問団を派遣 |
平成24(2012)年 | 瀋陽市で「新潟物産展」開催 |
大連経済事務所開設15周年記念式典を実施(副知事訪問) | |
平成26(2014)年 | 瀋陽市で「新潟物産展」開催 |
平成29(2017)年 | 新潟県訪中団(知事)を大連市に派遣 |
遼寧省外事弁公室主任が来県し、県省友好協力パートナーシップの確立に関する協定書を締結 | |
平成30(2018)年 | 大連市長来県 |
新潟県訪中団(知事)を大連市に派遣 | |
令和元(2019)年 | 新潟県訪中団(知事)を大連市に派遣 |
経済・産業
遼寧省は温帯大陸性季節風気候で、四季がはっきりしているため、様々な農作物の栽培に適しており、国の主要な穀物の生産地であるとともに、畜産業、漁業、高品質の果物等の重点生産地でもあります。
また、遼寧省は国内で重要な工業基地の内の一つです。機械設備製造業と原材料関連業は他地域と比べ発達しており、冶金(やきん)、送電・変電、石油化学、金属製造等の大規模機械設備製品と、鉄鋼、石油化学工業は、国内で重要な位置を占めています。
新潟県は1997年3月、大連市に「新潟県大連経済事務所」を開設し、県内企業の活動展開の支援、中国経済・産業情報の収集と発信、港湾空港利用の拡大・促進、経済交流プロジェクトへの協力等の業務を行っています。
観光
瀋陽故宮(瀋陽市)
瀋陽故宮は、世界文化遺産の保護単位として完全な状態で保存されている、中国における二大古代宮殿建築群のうちの一つで、清代初期に建造され使用されました。宮廷跡に建てられた瀋陽故宮博物館は、古代の宮廷芸術の有名な博物館で、所蔵品はすべて、貴重な宮廷芸術品です。
※写真は現地旅行会社提供
北陵公園(瀋陽市)
北陵公園は、瀋陽市最大の公園で、敷地面積は330万m2あります。古くからの伝統建築だけではなく、近代的なレジャー施設もあり、瀋陽を訪れた観光客には欠かせないスポットです。
公園内には清昭陵があります。これは、清代の皇帝皇太極(ホンタイジ)と孝端文皇后(ボルジキト)の墓で、1651年につくられ、360年以上の歴史があります。
※写真は現地旅行会社提供
中山広場(大連市)
中山広場は円形の広場で直径168mあります。また、10本の大通りが、この広場から四方八方に伸びています。
広場の周辺はローマ様式、ゴシック様式、ルネサンス様式、折中主義風などの建築物があり、ヨーロッパの雰囲気が濃く漂っています。
中山広場には建築の美しさだけではなく、音楽の美しさもあります。毎日決まった時間に世界中の名曲が流れることから、中山音楽広場とも呼ばれています。
※写真は現地旅行会社提供