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佐渡市で「知事と一緒に車座トーク」を開催しました
令和元年8月30日(金曜日)に今年度4回目となる「知事と一緒に車座トーク」を佐渡市で開催しました。
魅力満点!の“佐渡暮らし” ~島全体でU・Iターンの受け皿づくり~と題して、出席者5名と意見交換を行いました。
開催にあたり知事は、
「出席者の皆様には、佐渡の元気のために大きく成長していただきたいと願っている。率直に今の状況や悩み事を聞かせていただいて、県市一緒になって皆さんの取り組みがより大きく伸びていくように応援し、新潟県の活力を上げていくことにつなげていきたい。」
とあいさつしました。
車座トークの様子
テーマ:魅力満点!の”佐渡暮らし”
~島全体でU・Iターンの受け皿づくり~
日 時:令和元年8月30日(金曜日) 午後5時から6時30分まで
会 場:あいぽーと佐渡
(佐渡市両津夷384-11)
出席者
熊野 礼美 さん 【佐渡UIターンサポートセンター 移住コーディネーター】
北嶋 良子 さん 【公益財団法人羽茂農業振興公社 係長】
平山 貴之 さん 【平山農園経営】
末武 和典 さん 【佐渡精密株式会社 代表取締役社長】
上之山 博文 さん 【公益財団法人鼓童文化財団 地域振興部長】
同席
三浦 基裕 さん 【佐渡市長】
座長
花角 英世 【新潟県知事】
出席者の皆様からは、
・移住された方のアフターフォローをしっかりやっていこうと活動している。
・新天地に行って自分の人生の質が上がるっていうような感覚を持っていただきたい。
・できない理由がたくさんある中で、できる理由を考える島の風潮になって欲しい。
・仕事と住むところは必ずセットになってくるので、就労のための宿泊所があるといい。
・法人に勤めて農業をする人はいるが、自立して農家をやりたい人は少ない状況にある。
・定住を促すために所得をどうやって上げていくかが課題。
・所得を増やすために規模を拡大しようとしても、地域に雇用する人がいないため、人手が足りなくてできない。
・佐渡の人たちに地元に工業の会社があることが知られていない。
・島外から見たときに、佐渡の働く場所が見えないし、このことが佐渡へUターンしたいと思っている人たちの門戸を狭めているのではないか。
・子育て世代の移住者の受入れをどうやっていくかが課題。
・佐渡でしかできない子育てを提案していかないと、島外から子育て世代を連れて来ることはできない。
などといった発言がありました。
同席した三浦市長からは、
・単一的な方策では解決が難しい。
・活躍できる働き場所があることを島の中にいる人がしっかり把握して発信していかなければならない。
・考え方や思考は時代とともに変わるので、県も佐渡市も含めて、どのようにサポート体制をつくるかが大事。
などといった発言がありました。
座長を務めた花角知事からは、
・移住相談の窓口に様々な働き方ができるという情報が集積していることが必要。
・働く場所を抱える人たち同士の横の連携があるといい。
・働く場所とあわせて、価値のある教育を提供する場を整備しなければいけない。
などと話しました。