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教えて!コラム(2) 怒りすぎてごめんね!
※このコラムは新潟県助産師会のご協力と監修を受け作成しました。
赤ちゃんが産まれたらこんなに大変なの?なんでこんなにイライラするの?
なんで食べてくれないの!!
なんで散らかすの!!
なんですぐ泣くの!!
なんで今うんちする!!
なんで夫は他人事??
夫から「手伝う」とか「協力する」って言われるとムカツク!
私、赤ちゃんが産まれてから怒ってばっかりなんだけど。
私ってこんな性格じゃなかったはずなのに
この間もつい叩いちゃった、これって虐待??
こんな私って母親失格だよね。
赤ちゃんに怒ってもダメってわかっているけれど!!
誰か、助けて!!
赤ちゃんにごめんねって言うけれど、言うくらいなら最初からするなって
わかってるんだけど
毎日毎日イライラが止まらない!
あなたは良い親になろうと頑張りすぎているのでは?
一人になりたい!ゆっくり寝たい!座ってご飯食べたい!
今までに普通に出来ていたことが、出来なくなるのが育児です。
あなたは頑張っています。昼も夜も。
一生懸命、良い親になろうと努力しています。
だからこそ、イライラします。
そして、そんな自分に涙が出てきます。
頑張っても頑張っても、先がみえない長く暗いトンネルのよう
先が見えないトンネル
一息ついてみませんか?
でも、これは子どもを産んだ母親ならば誰もが感じる気持ちです。
そんな時は、ママがまずホっとしてみましょう。
美味しいスイーツ食べてみる?
ちょっと子どもを預けて、昼寝する?お茶に行く?
誰かに話をしてみる?
そんなホッとする時間が必要な事を夫や家族にも相談してみましょう。
相談窓口への電話も勇気を持ってしてみると、きっと役に立つアドバイスが得られますよ!
あなたは一人で子育てしていませんか?
母親だからという言葉にしばられないで!
自分を嫌いにならないで!
そのままのあなたでいいのです。
時には子どもが可愛く思えないことだって誰だってあります!
時には子どもから離れてひとりになりたい事だって
あなたがあなたらしさを取り戻すことで
あなたが笑えばきっと赤ちゃんも「ママが一番!」と笑ってくれるはず。
もし、あなたの周りに話し相手がいなければ、遠慮なく電話して下さい。
(身近な窓口として市町のリンクが下にあります)
あなたの声を聞かせて下さい。
あなたの苦しさを分けて下さい。
そしてみんなで子どもや家族の笑顔を増やしていきましょう!
『一人の子どもを育てるには、村全体で力を合わせなければばらない』ネイティブアメリカンの言葉