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【村上】井戸水の飲用について
井戸水について
井戸水(地下水)は、口当たりがよいなどの理由で好んで飲まれている方がいます。
しかし、井戸(特に浅井戸)は動物のフンなどによる細菌や有害物質が地下浸透することで汚染の危険があり、この他にも季節や天候、施設の衛生状態などによって水質が日々変化します。
飲用する場合は、自らの責任で、適切な衛生管理を行う必要があります。
未消毒の井戸水が感染源となり得る主な病原微生物
※にいがた食の安全インフォメーションにリンクします。
飲用には安全・安心な水道水を使用してください
衛生管理は、多額の費用と手間がかかります。しかも、水質は日々変化しており、水質検査の結果、飲用適の判定を受けても、常に基準を満たしているとは限りません。
一方、水道水は水道法で水質基準が定められ、その基準を満たした安全な水が供給されています。
水道が給水されている区域では、飲用には水道水を使用し、井戸水は庭木への散水用や洗車用などとしてください。
衛生管理について
飲用井戸の衛生管理は以下を参考にして実施してください。
- 清潔に保つ
- 井戸やその周辺を定期的に清掃し、清潔にしましょう。
- 動物や人が近づかないようにしましょう。
- ポンプなどの設備を定期的に点検しましょう。
- 消毒
塩素滅菌器等を取り付け、くみ上げた井戸水を消毒しましょう。 - 水質検査
- 毎日、飲用する前に色や濁り、臭いに異常はないか確認しましょう。
- 井戸水を飲用に使用する前には、水道法の水質基準の全項目について検査し、安全な水であることを確認しましょう。
- さらに、毎年1回以上、必要な項目について検査しましょう。
※水質検査は、民間の検査機関で有料で実施できます。
- 相談がある場合は保健所へ
井戸水について、相談がある場合は当保健所へご連絡下さい。
土壌・地下水の汚染地域について
土壌・地下水の汚染が確認されている地域の方には、個別にお知らせしています。
該当する地域にお住まいの方は、井戸水は飲用とせず、水道水を飲用として使用してください。
- 水質基準はこちらから(総務省法令データ提供システムへリンク)<外部リンク>
- 飲用井戸等衛生対策要領(厚生労働省のページへリンク)<外部リンク>
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