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【村上】 〈2〉 地域プロジェクト事業実施状況
「粟島・なぎさ・わっぱ広場整備事業」(モデル分) 18年度~19年度
目的
当箇所は粟島の玄関口である粟島漁港内にあり、観光の拠点となる入江である。事業はこの入江をイベント広場等観光施設として整備し、観光客の増加による観光産業の発展、魚の消費拡大による漁業振興、各種スポーツイベント開催による健康増進への寄与等地域活性化を目的とする。
内容
延長L=80m、面積約2千平方メートルの入江に多目的広場、磯広場、なぎさ広場、駐車場3台、植栽、親水巨石張り護岸、県産材を利用した東屋やシェルター各1棟、トイレ1棟、ベンチ7基、石焼き場3カ所、防護柵等の施設を整備した。
「青い海ワッパーク」予定地
観光の拠点「青い海ワッパーク」を整備
“岩船杉”で甦る種川木橋とウォーキングロード整備事業 (一定枠配分)
目的
種川は、村上藩政時代、世界に先駆けて鮭の孵化技術を採り入れた“種川の制”によりサケの生にかかわってきた。その川に架かる木橋が朽ちようとしていて、“生”の象徴である種川に相応しくない状況にあった。
このため、この木橋を地元特産の“岩船杉”で甦らせ、“生(=再生)”の象徴として、多くの市民、観光客に県産材“岩船杉”をアピールし利用促進を図る。
また、案内看板設置により、ウォーキングロードの利便性の向上を図り、中州公園の環境改善、地域の健康増進に寄与する。
内容
- 親柱、枕梁、横継手材、主桁に岩船杉を使用し、木橋を(1橋)を再生。
- ウォーキングロードの案内看板整備
案内看板 4基
着工前の「種川木橋」
“岩船杉”で甦った橋
案内看板を整備
丸屋淵展望広場整備 (一定枠配分)
目的
この待避所は、路肩部の立木が大きくなり枝が繁茂しており、日中でも薄暗い状況で通学児童の防犯面が危惧されている。また、待避所下の大石川では、環境整備対策として、地域のボランティアによる水生植物の植栽・管理が行われており、「大石ダム」を訪れる観光客の憩いの広場としても利用されている。
本事業では、この待避所を大石川を見渡せる展望広場として施設整備を行い、地域児童の防犯対策を図るとともに観光客等ドライバーに憩いの場を提供し、利用者の増加と地域の魅力向上に寄与する。
内容
- 転落防止柵 L=76m
- ベンチ(間伐材) 3基
- 歩車道境界ブロック L=51m
- 駐車桝(路面表示) 3台分
路肩が立木の枝でうっそうとしている
ベンチ・歩車道境界ブロック等を設置
健康ウォーキング「道標」”整備事業 (一定枠配分)
目的
関川村では、村民の健康づくりとして、「健康せきかわ21」を計画し様々な取り組みを行っており、その中で「歩きやすく眺めの良い」こと、「安全で安心して歩ける」ことを基本にウォーキングコースを計画した。
このコースに設定されている県道部分について距離標およびルート案内(路面標示)の整備を行い地域住民等利用者の利便性向上を図る。
内容
距離標の整備
- 距離標 3基
- ルート案内(路面標示)
距離標を設置
ルート案内(路面標示)を設置
「小俣宿へお先にどうぞ」“ゆずり待”整備事業 (一定枠配分)
目的
山北町小俣地区は江戸時代に出羽街道の宿場町として栄え、その面影を残す「小俣宿」を活かした地域づくりに積極的に取り組んでいる。しかし、アクセス道路である主要地方道山北関川線は幅員狭小、線形不良でマイカーで訪れる人たちの通行の支障になっている状況がある。そのため、安心で安全な通行を確保することにより、地域における観光振興・交流拡大に寄与することを目的としてゆずり待整備を行った。
内容
幅員狭小、線形不良等により観光アクセスの支障になっている箇所について、現況道路沿いの空地等を利用し、効果的、効率的にコンパクトな待避所『ゆずり待』を整備する。(待避所 3カ所)
待避所『ゆずり待』を整備する前と後