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「日本海スケートパーク」に注目!
ダイナミック!スケートボードで宙に舞う!
村上地域管内で開催されるトキめき新潟国体のデモンストレーション競技(※)として採用された「スケートボード競技」(開催日:平成21年9月21日)は、若者を中心に人気急上昇中のスポーツです。
スピード感あふれるダイナミックな技が魅力の「スケートボード競技」。トキめき新潟国体での盛り上がりが今から楽しみです!
※ デモンストレーション競技は総合成績を競う正式競技とは異なり、県内から一般の参加者を募って行うスポーツイベント。
トキめき新潟国体のデモンストレーション競技「スケートボード」の会場として使用される「日本海スケートパーク」は、村上市の旧市民会館を「日本海スケートボード協会」が改修して、市から借り受けている屋内施設です。
この施設は、屋内のスケートパークでは日本最大級の規模を誇ります。
インドア(室内)ですので、年中天候に左右されずに競技ができ、充実した設備と広さに加え、プロのインストラクター(指導者)による指導も受けられます。
日本海スケートパーク 村上市瀬波温泉3-4-1
営業時間:13時00分~21時00分 (定休日:水曜日)
詳しくは「日本海スケートパーク」ホームページへ(こちらをクリック)<外部リンク>
パークの施設
『「夢見る立場」から、子どもたちが「夢を見れる環境作り」を』と頑張る平野事務局長
「日本海スケートパーク」を管理・運営し「日本海スケートボード協会」を立ち上げ、事務局長を務める平野英功さんに、「日本海スケートパーク」の運営やスケートボードの魅力について教えていただきました。
平野さんはもともと「大のサーフィン好き」。サーフィンのトレーニングにスケートボードを採り入れようと思っていた時、「スケートボードが安全に楽しめる場所がほしい」という若者の声が平野さんのもとに届き、それをきっかけとして行政・地域に納得してもらえるよう熱意をもって説明を行ってきて、旧市民会館をスケートパークに改修することができたそうです。
『このパークはすべてがゼロからのスタートで、老朽化した施設の安全対策、器具の整備と自分たちでできるところはすべて「手作り」で対応してきました。』
県内または近県の山形県にもスケートパークはいくつかありますが、民間で運営をすべて行っているところはこの日本海スケートパークだけです。行政が係わって運営しているところは維持管理に頭を痛めているそうですが、こちらでは平野さんをはじめとするスタッフの方々が苦労してここまで造り上げ、その姿を見てきている子どもたちや保護者の方々が進んで清掃や器具のメンテナンスを行ってくれています。
子どもたちの楽しそうな表情が印象に残ります
平野さん曰く『「夢見る立場」から、子どもたちが「夢を見れる環境作り」を』と、プロのインストラクターと地元スケーターのボランティアスタッフによる初心者スケート教室を、パークの定休日となる毎週水曜日PM7時00分~9時00分におこなっています(『e-夢キッズ』)。
現在3歳~15歳までの子どもたちが在籍しています。
このスクールでの子どもたちを一言で言い表すと「七転び八起き」という言葉がピッタリだと言います。「転んで転んで上手くなるから」と言うことなんです。もちろん、怪我のしないような転び方を指導しているので、上手に転んで保護者が見守る中、あっという間に上達して行くとのことです。
昨年このスクールからスノーボードの日本チャンピオンが生まれました。(ナント小学校6年生での快挙!もちろん史上最年少!)身近に頑張っている人を見て「夢は叶う!」と子どもたちの目は輝いています。
スタッフによる技術指導に子どもたちも真剣!
子どもたちの視線の先には「トキめき新潟国体」があります。新しい技の習得や完成度を高めるべく厳しいトレーニングを積んでいるところです。教室内ではお互いに刺激し合って技術を向上させているだけでなく、「人間性を磨いていくことが重要、何事も基本が大切」という指導方針の下、パーク全体で「あいさつ」や「マナー」の指導にも取り組んでいます。
「国体がすごくいい励みになっています。この舞台でさらに「スケートボードはカッコいい!」というところを見てもらいたい。また、その刺激のもとで子どもたちがどう変わっていくかも楽しみなんです。」(平野さん談)
平野さんからのメッセージ
「スケートボードはカッコいいスポーツなんです。ファッションだけではなく、例えば転んだときも痛がって泣いていてはカッコ悪いので、何事もなかったかのような顔をして次の技に入っていくんです。若い子のパワーは無限。いつやめてもいいのに転んで転んで上手くなっていく。転んでも諦めずに練習することがこれからの人生に必ず役立つはずです。」
新世代のカッコいいスポーツ「スケートボード」にあなたもチャレンジしてみませんか?
※スケートボードの練習は安全な場所で行いましょう。道路や駐車場は危険ですので、専門の施設、または施設の整った広場で行いましょう。