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「バイオマスタウン」先進地視察を実施しました
「バイオマスタウン」先進地視察を実施しました
市村におけるタウン構想策定の気運醸成と策定しやすい環境づくりを目的に「バイオマスタウン」先進地視察を実施しました
実施状況等
視察内容
ア) 上越市
「上越市バイオマスタウン構想」の概要について
- 生ゴミの利活用:生ゴミを発酵してメタンガスを生成し、下水道汚泥の乾燥用に使用
- 下水汚泥の利活用:下水道汚泥を10%以下まで乾燥しセメント原燃料製造
- 廃食用油の利活用:スーパー、家庭等の廃食用油からBDFを製造し生ゴミ収集車や構内の重機に使用
- 間伐材等の利活用:木質バイオマスの収集チップ化を行い木質ペレット燃料製造
- 非食用米等の利活用:産・学・官の連携により、木、非食用米、籾殻等からバイオプラスチックを製造
「上越市バイオマスタウン構想」説明の状況
イ) 上越バイオマス循環事業協同組合
バイオガス化設備、汚泥乾燥設備、木質ペレット製造設備、BDF設備の概要説明と見学
ウ) アグリフューチャーじょうえつ(株)
非食用米、木くず等から作るバイオマスプラスチック製造設備、トレイ、コップ等の成型設備の概要説明と見学
エ) ビデオ視聴
移動車内において地球温暖化の状況を伝えるビデオ上映
上越バイオマス循環事業協同組合(生ゴミ等によるバイオガス化設備等見学の状況)
参加者数40名
(村上市議会18名、村上市職員5名、関川村長、関川村議会8名、関川村職員2名、粟島浦村職員1名、地域振興局4名、その他1名)
アグリフューチャーじょうえつ(株)(バイオマスプラスチック製造施設等見学の状況)
今回の視察では、「上越市バイオマスタウン構想」の概要を始めとし、上越市がバイオマス事業を新たな産業創出と捉え、「バイオマスタウン構想」の策定・公表やバイオマスプラスチック製品(トレイ、コップ等)を学校給食に積極的に利用するなど、民間が取り組みやすい環境を作り出している姿勢について、参加者からご理解いただけたものと感じています。
上越市産業観光部産業振興課中小企業支援室長様を始め今回視察に際しご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。