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むらかみ・いわふね珍風景(珍風景番号50)
ちょっと恐い由来を持つお地蔵様(珍風景番号50)
むらかみ・いわふね珍風景もおかげさまで50風景を迎えました。今後も、村上・岩船のちょっと面白い風景を紹介していきますのでお楽しみに!
記念すべき50風景目は、観音寺(村上市肴町15-28)のお地蔵様をご紹介します。こちらのお地蔵様は「振袖地蔵」と呼ばれ、地域から親しまれていますが、少し恐~い由来が伝わっています。
その昔、一人の僧侶が青森の恐山を訪れ、夢うつつの中で、年若い娘が地獄の火車に乗せられている姿を見ました。
僧侶が「その姿はどうしたのか?」と尋ねると、娘は「私は病死し冥土に参りました。私に非はありませんが、両親の非道な振る舞いが原因で地獄の苦しみを受けているのです」と答え、両親の改心と自分の供養を懇願します。
僧侶は娘をふびんに思い、両親を諭すことと娘の供養を約束しますが、周囲が自分の話を信じてくれないのではと心配になります。すると娘は「証拠にこれをお持ちください」と着物の片袖を切り裂いて僧侶に手渡し、姿を消してしまいました。
僧侶はすぐに娘の実家を訪ねますが、僧侶の話を誰も信じてくれません。しかし、僧侶が娘から渡された片袖を見せると、皆が僧侶の話を信じ、娘を供養するために振袖地蔵を建立しました。
由来はちょっと恐いですが、ぜひ立ち寄られてご覧になってくださいね。
また、観音寺には日本最後の即身仏となられた仏海上人もおられます。(こちらは拝観料200円が必要です)
由来が由来なので少し恐いお顔をしています
着物を着たお地蔵様も
これまでの珍風景
指定文化財のお風呂(珍風景番号49)
一見すると石臼のようですが
掲載日:平成24年8月3日
道の駅とJR駅が併設(珍風景番号48)
同じ場所に“駅”が2つ?
掲載日:平成24年7月27日
多岐神社にある杭の秘密(珍風景番号47)
参道にあるこの杭は何だと思いますか?
掲載日:平成24年7月20日
気分はまるで人魚姫?大きな貝のシェルター(珍風景番号46)
これであなたも人魚姫?それともヴィーナスの誕生?
掲載日:平成24年7月13日
縄文ロマン!村上のストーンサークル(珍風景番号45)
縄文人が作ったストーンサークルを発見!
掲載日:平成24年7月6日
珍風景番号44(掲載を終了しました)
村上大祭「おしゃぎりビール」(珍風景番号43)
おしゃぎりラベルのビールを見つけました!
掲載日:平成24年6月22日
笹川流れと瀬波温泉 2大観光地の恐竜(珍風景番号42)
笹川流れと瀬波温泉で、絶滅したはずの恐竜にあうことができるのです!
掲載日:平成24年6月15日
運転中にビックリ!謎の道路標識(珍風景番号41)
「!」の道路標識を見たことがありますが?
掲載日:平成24年6月8日