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【村上】瀬波大祭が活気に溢れ開催されました
美しいおしゃぎりが輝く瀬波大祭
明るい日差しの中、おしゃぎりを曳く人たち
村上市の三大祭りの一つである「瀬波まつり」(西奈弥(せなみ)神社の御礼祭)が9月3日(月曜日)・4日(火曜日)に開催されました。
「瀬波まつり」は神社の祭神である気比(けひ)大神が、敦賀から海路を使い瀬波の地に来航上陸したことを祝うお祭りです。
「おしゃぎり」と呼ばれる屋台5基が曳き回され、中には享保年間に作成されたといわれるものもあります。この豪華なおしゃぎり屋台は、いわゆる山車とほぼ同様のものであり、町の元気な若衆たちによって曳かれて、屋台の中では子供たちがお囃子を演奏しています。
お祭りは、9月3日の夕方におしゃぎりが各町内を曳き回されることによって始まります。
4日の午前中は好天にも恵まれ、明るい陽差しの中で町の人たちが元気よく曳いていく美しいおしゃぎりに、つい見とれてしまいました。
激しい雨の中、おしゃぎりを曳く若衆
午後からは、あいにく激しい雨が降ってしまいましたが、曳き手のパワフルなかけ声と熱気で、本当に雨を忘れてしまいます。おしゃぎりの美しさと町の人々が一体となる姿で観客も濡れていることに気付かず、この大祭に入り込んでいるようでした。
雨が降っている中でも子供たちが元気よくかけまわり、沿道の露店は大変賑わっていました。
左:おしゃぎりは後ろ姿も美しい 右:輝くおしゃぎり