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【村上】塩谷大祭が賑やかに開催されました
御神輿が威勢良く練り歩く!
ヨイサー!ヨイサー!
伝統的な町屋の町並みが残る村上市塩谷地区で、9月20日(木曜日)、塩谷大祭が行われました。
塩谷大祭は承安3年(1173年)に創立された塩竈(しおがま)神社の秋季祭礼で、大漁祈願、航海安全を祈願する湊町らしいお祭りです。
当日は今にも雨が降り出しそうな雲行き。塩谷大祭は雨に見舞われることが多いようです。しかし、神輿の担ぎ手たちには天気など関係ありません。「ヨイサー!ヨイサー!」という威勢の良い掛け声とともに、御神輿の巡行を行います。御神輿の重さは約800キロ!これを30人程度で一日中担ぐため、大祭が終わると若衆はヘトヘト。一方で、気持ちの良い達成感を味わえるとのことです。
子ども神輿も大人顔負けの迫力!
また、塩谷大祭では、子ども神輿も巡行されています。女性は御神輿を担ぐことができませんが、子ども神輿には女の子も参加。みんなで力を合わせて御神輿を担ぎます。塩谷を愛する心は、このようにして受け継がれていくのかもしれません。
熱気が伝わったのか、心配された天気も大崩することはありませんでした。御神輿を中心に大人から子どもまで、塩谷全体が一つになっていました。
若衆の熱気が町中に伝わります