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むらかみ・いわふね珍風景(珍風景番号61)
男の子も振袖を着れるお祭り(珍風景番号61)
毎年10月19日に本祭りが開催される岩船大祭。このお祭りの見所は、漆や金細工で飾り付けられた豪華絢爛なおしゃぎりです。
このおしゃぎの運行に欠かせないのが笛や太鼓の音色。笛や太鼓は各町内の小中学生がおしゃぎりの中から勇壮に吹き鳴らします。
紺や黒を基調にした若衆の法被とは対照的に、子どもたちは色鮮やかな衣装を身にまとい、おしゃぎりに乗り込みます。
よく見てみると、おしゃぎりに乗っている子どもたちは、男の子も女の子も振袖のような衣装を着ています。この衣装は「おしゃぎり小袖」と呼ばれ、岩船大祭独特の光景となっています。
男の子もおしゃぎり小袖を着るようになった由来は定かではありませんが、比較的病気に弱いとされた男児を、早世から避けるために女児の服装をさせた風習の名残とか、田植えの際に踊った田楽(でんがく)の衣装の名残などと言われています。
次の岩船大祭では、子どもたちの衣装にも注目してみてくださいね。
「おしゃぎり小袖」に身を包んだ男の子
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