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【村上】三面川鮭稚魚放流式が行われました
5万匹の稚魚を放流
鮭の稚魚を放流する児童
4月9日(水曜日)、村上市を流れる三面川(みおもてがわ)で、毎年恒例の「三面川鮭稚魚放流式」が行われました。
昭和49年に始まったこの放流式は今年で40回目。式典では、大滝村上市長が「4年後、元気に戻ってくるように願いながら放流したい」とあいさつしました。
式典後の放流では、好天の下、市内5小学校の児童約180人が、5センチ~7センチに育った鮭の稚魚約5万匹を放流しました。児童は「バイバーイ」、「大きくなって戻ってきてね!」などと声をかけながら、次々に稚魚を放流しました。三面川鮭産漁業協同組合によると、放流した稚魚には、耳石にしるしを付けているので、世界のどこで獲れても村上の鮭だとわかるそうです。
稚魚は4年程度で川に戻ってくるといわれ、昨年度の三面川での回帰率は0.78%ほど。稚魚たちにとっては、厳しい世界が待っていますが、4年後、たくさんの鮭が戻ってきて欲しいものですね。
元気でね!
この日放流された稚魚