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【村上】令和元年度地域活性化モデル事業(人口減少対策)
村上地域振興局では、新潟県総合計画及び村上岩船地域振興計画の実現を図るため、令和元年度に次の事業を実施予定です。
村上地域林業・木材産業就労促進事業
(事業目的)
圏域における人口の社会減対策として、人材確保に苦慮する林業、木材業への就業を促進します。
(事業内容)
林業・木材産業などの木に関係する仕事への就労を誘導するため、中学校・高等学校という各教育段階において「木に関する仕事」への意識付けを行い就労を促進します。
○「あさひの森」での活動支援
・外部講師による生徒への講話「樹木とわたしたちの生活との関わり」を開催しました。
・生徒による樹木プレートの設置や除草作業を行いました。
・PTA環境部会による下草刈等の森林整備作業を行いました。
○村上桜ヶ丘高校生徒を対象にした森林現場見学を行いました。(参加者:2年生20名)
・同校卒業生のいわふね森林組合職員が講師となり、木の伐採、枝払い、玉切りの実演や留意点の説明等を行いました。
○山北中学校生徒を対象にした「ようこそ先輩」を開催しました。(参加者:1年生33名)
・村上市森林組合や山北木材加工協同組合から同校卒業生を講師に招き、体験講話やDVD観賞を行いました。
「あさひの森」での整備活動の様子 村上桜丘高校OBによる枝払い、玉切りの実演の様子
人口減少に伴うこれからの村上市を考えるワークショップ
(事業目的)
人口減少社会において、住み続けたい、住み続けることができる地域社会の構築をテーマに、人口減少に伴う地域の課題把握と地域と行政機関のそれぞれの役割についての議論を行い、今やるべきことを模索します。
(事業内容)
村上市役所、村上市まちづくり協議会、村上商工会議所、(一社)いわふね青年会議所、商工会、村上市消防本部、村上警察署を対象に全2回のワークショップを開催しました。
○第1回ワークショップ(令和元年10月29日(火曜日) 参加者:58名)
・講義「人口データから読み解く村上市のこれまでとこれから~縮小社会への備えとして私たちは何を考えていくべきか~」
・ワークショップ「高齢者率×18歳未満同居世帯率の散布図づくり」(村上市まちづくり協議会の地区別単位で散布図を作成)
○第2回ワークショップ(令和元年11月26日(火曜日) 参加者:51名)
・ワークショップ(1)「10年後の成り行き的将来を考える」
各地域の人口予測データを確認しつつ、このまま何も手を打たない場合、10年後の地域ではどのようなことが起こりうるのかを話し合いました。
・ワークショップ(2)「今からどのような手を打つべきかを考える」
地域の暮らし、営みを持続可能なものとしていくためには、余力のある今のうちからどのような手を打つべきかを考え、実行していくことが大切であるので、地域、立場を超えて、ざっくばらんに話合いを行いました。
第1回ワークショップの様子 第2回ワークショップの様子