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【村上】令和元年度地域振興戦略事業調整費事業(1)
村上地域振興局では、新潟県総合計画及び村上岩船地域振興計画の実現を図るため、令和元年度に次の事業を実施しました。
村上・岩船地域の観光振興及び交流人口拡大事業
(事業目的)
圏域の伝統文化及び豊かな食材を活かして、市村並びに関連団体と連携した取組を行い、観光客及び交流人口の増加を目指します。
また、地域内の高校生等若者のアイデアを地域振興にも取込み、若者に村上地域の良さを知ってもらうきっかけづくりも行います。
粟島浦村については、フェリー更新関係のイベント、三島交流など、観光振興に関する支援を行うとともに、島の定住者及び交流人口の増加を目指します。
(事業内容)
1.粟島観光振興
フェリー更新関係イベント、島びらき、三島交流会等のイベント協力やアイランダーでの情報発信に協力することで、交流人口等の増加をはかりました。
島びらきの様子です
2.若者との協働による地域資源情報発信
村上地域の高校生と「高校生が考える若者が住み続けたくなるまちとは」をテーマにワークショップを実施する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止としました。
3.村上岩船地域のイベント情報発信支援
町屋の屏風まつりなど、村上岩船地域のイベントチラシを関係機関に配布するなどして情報発信を行い、誘客を図りました。
4.塩谷ガイドマップ増刷
塩谷ガイドマップを3,000部増刷し、関係機関に配布することで、塩谷地区のPRを行いました。
地域医療を支えるまちづくり事業
(事業目的)
地域における医療資源不足から起こる医療の疲労、適正受診等地域医療の問題、課題、改善策について、地域住民と医療・保健・福祉関係者、消防本部等が情報共有し共に検討できる仕組みづくりを行い、地域医療に対する住民の意識を高めるとともに、安心して医療、救急搬送を受けられる地域を目指します。
(事業内容)
1.地域医療を支える人づくり
「地域医療と健康を考える連続講座」を計4回実施しました。
連続講座のチラシです
2.地域の関係者が共に話し合う場づくり
(1)要支援者・高齢者を取り巻く救急医療体制検討会を2回実施しました。
(2)社会福祉施設と消防本部との情報交換会を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で中止としました。
3.適正受診を理解し実践するための情報発信
(1)消防本部による適正受診のための出前講座、講演会を実施しました。
(2)地域医療フォーラム、商工産業祭等においてパンフレット等配布により適正受診の啓発を行いました。
村上食材ブランド力向上事業
(事業目的)
村上地域の食材の情報発信に取組むことにより、食を中心とした村上地域の魅力のPR及び村上食材の新潟市内・首都圏での取引拡大を図ります。
(事業内容)
1.下記のブランド品目について、重点的に情報発信を実施しました。
(1)村上茶
来年に栽培400周年を迎える「村上茶」について、村上茶業組合と連携し情報発信ツール(パンフレット、のぼり旗)を作成しました。
村上茶のパンフレット 村上茶のぼり旗
(2)やわ肌ねぎ
管内産地の認知度を高めるため、実需者(ラーメンチェーン店)への試供とモニター調査を行いました。
(3)岩船米
岩船コシヒカリの県内外でのPRに向け、岩船米の育つ地域の四季をドローンで撮影し、PR動画を作成しました。また、日本穀物検定協会を訪問し、食味ランキング等に関する実態調査を行いました。
PR動画の一部です
2.住民・市内外の需要者に対し、地域食材に関する関心・知識を高めるため、『むらかみ「食のみらい」創造講座』を開催しました。また、村上市が主催した「村上市食材プレゼンテーション」の運営を協力しました。
むらかみ「食のみらい」創造講座のチラシ
村上地域「木にかかわる職業」意識付け事業
(事業目的)
村上地域における人口の社会減対策として、小学生に対して森林・林業に関する意識付けを行うことで、人材確保に苦慮する林業・木材業への就労を促進します。
(事業内容)
1.緑の学校(森林林業体験)を2回実施しました。
10月17日に さんぽく小学校5年生、10月25日に 朝日みどり小学校6年生を対象に実施しました。枝打ち体験、伐採見学、玉切り体験を企画していましたが、両日とも降雨のため、室内でのノコギリ体験によるコースター制作と森林の働きの講話を実施しました。
「緑の学校」の様子です
2.標語・絵画コンクールを実施しました。
「森林とわたしたちのくらし」をテーマとした標語・絵画コンクールを実施し、18校から標語349点、絵画100点の応募がありました。
また、入選作品16点を村上プラザで展示しました。
入選した標語・絵画の展示の様子
置賜村上岩船地域「道の駅」連携事業
(事業目的)
村上岩船地域の道の駅施設と山形県置賜地域内の道の駅施設が連携して情報発信を行うことで、両地域内の交流人口や観光客の増加を目指します。
(事業内容)
県、市町村等で組織した「置賜・村上岩船地域観光連携推進委員会」が主体となって置賜地域と村上岩船地域の道の駅スタンプラリーを実施しました。