本文
奥三面の遺跡
朝日村大字三面は、通称「奥三面」と呼ばれています。「奥三面」は、三面川の上流域に位置し、標高は約200mです。周囲は約3万haの広さを持つ朝日山地が広がります。発掘調査は「奥三面ダム」建設のため、ダム事業費で昭和63年から朝日村教育委員会により、記録保存が行われてきましたが、11年間にわたる現地調査を平成10年12月で終了しています。これまで19遺跡、面積約16haが調査されました。調査の結果、旧石器時代(約3万~1万3千年前)、縄文時代(約1万2千~2千4百年前)、弥生時代(約2千年前)、古墳時代(約千7百年前)、江戸時代(約4百~百3十年前)の生活の跡や土器・石器などが発見されました。
環状配石(ストーンサークル)
- 縄文時代後期約4,000年前
- 長さ40~60cmくらいの大きな石が丸く並べられ,直径は約6mほどです。
人体像を彫刻した岩版
- 縄文時代晩期3,000年前
- 石に人の顔を彫ったものです(高さ約12.7cm)。
遺跡群
- 脇の沢 6,700
- ミヤソリ 1,200
- 本道平 5,900
- 長通り 8,600
- 黒淵 6,800
- 上向い 6,200
- 元屋敷 33,100
- 下クボ 12,600
- 樽口 7,500
- アチャ平 23,500
- 前田 5,700
- ガラハギ 310
- 二又 4,500
- 落合向い 2,500
- 沼ノ沢 9,000
- 坂巻 1,500
- 堅岩 5,000
- 弥三郎 2,500
- 下ゾリ 12,950
位置図
遺跡に関するお問い合わせ
- 新潟県立歴史博物館<外部リンク>
- 奥三面歴史交流館(縄文の里・朝日)<外部リンク>