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河川の維持管理
当部では、管内82河川、流路延長406km(一級河川:30河川、流路延長120.4km、二級河川:52河川、流路延長285.6km)を管理しています。
近年、頻発する集中豪雨等による浸水被害、水害を防止又は軽減していくためには、適切に河川の維持管理を行う必要があります。また、高度経済成長期に整備された多くの河川施設は老朽化が進行し、今後、更新時期を迎えることとなるため、より効率的な施設の維持更新が求められています。このような状況の下で、整備により高められた河川の安全性を的確に維持していくため、効果的・効率的な河川の維持管理に取り組んでいます。
河川巡視
河川状況を適確に把握し、河川を良好に維持管理するため、河川巡視を行っています。詳細な河川の状況を把握するため、河川情報モニターや河川管理に精通したNPO法人等への外部委託を活用し、河川巡視体制の強化に努めています。
河床掘削
洪水等が安全に流下するように流水の阻害となる土砂の除去を行っています。
民間活力による河床掘削
河川管理者が行う河床掘削を民間事業者(砂利採取協同組合等)が代行することで、適正な河道断面の確保とコストの縮減及び砂利等の有効活用を図ります。
伐木
河川堤防の異常の早期発見や強度維持の為に、管理上支障となる雑木の伐採を行っています。
伐採木の無償提供
伐採木の処分にかかるコストの縮減や資源の有効活用といった観点から、伐採木の無償提供を行っています。
除草
河川堤防の異常の早期発見や強度維持の為に、河川除草を行っています。地域に密着したきめ細かな河川除草を県・市町村及び地域住民等が協働で実施するため、河川除草報償制度による除草(自治会、農家組合、市民団体等による除草)も実施しています。
施設補修
老朽・損傷した河川施設の補修を行っています。
災害復旧
自然災害により被災した公共土木施設の復旧を行っています。