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【長岡】エイズ等性感染症について
12月1日は「世界エイズデー」です
「世界エイズデー」では、全世界の人が、エイズやその原因となるHIVウイルスについて正しい知識を得ることで、エイズの蔓延防止、差別・偏見の解消を目指します。これを機に、HIV/エイズについて知ってみませんか。 出典:厚生労働省 12月1日は世界エイズデー<外部リンク> |
性感染症について
このページは、エイズ等の性感染症について知りたい方、気になることがある方向けの情報です。
自分が感染しないために、またパートナーや赤ちゃんなど大切な人にうつさないために、性感染症に関する正しい知識を身につけましょう。
(1)性感染症とは
・代表的な性感染症として、「HIV感染症/エイズ」「性器クラミジア感染症」「淋菌感染症」「梅毒」「性器ヘルペス感染症」等があります。
・無症状や軽症の場合も多く、自分が感染していることに気づかず、他の人へ感染させてしまう可能性があります。また、治療をせずにそのまま放置すると、他の臓器に感染が広がり、症状が重くなることがあります。
(2)性感染症の感染経路
・性感染症は、性行為の最初から最後までコンドームを使用することで、感染リスクを減らすことができます。ただし、コンドームを使用しても完全には防げないので、注意が必要です。
(3)性感染症の症状
早めに相談・受診!
(4)性感染症にかかったかもしれないと思ったら
●保健所へ相談する
・全国の保健所でHIV検査を無料・匿名で受けることができます。HIV以外の性感染症については、保健所によって検査できる項目が異なるため、まずはお近くの保健所へ相談してみてください。
★長岡保健所エイズ・肝炎相談電話:0258-36-8120(平日午前8時30分から午後5時15分まで)
●クリニックや病院を受診する
・検査結果が陽性又は症状がある場合は、症状にあわせて皮膚科、泌尿器科、産婦人科、内科などを受診しましょう。
・事前に医療機関に電話連絡してから受診するとスムーズです。
お近くの医療機関の情報を検索できます。 医療情報ネット<外部リンク>
性感染症Q&A
Q1 HIV/エイズとはどんな病気ですか?
HIVとは、エイズの原因となるウイルスのことをいいます。
HIVウイルスに感染し治療をしないまま放置すると、免疫力が低下し、健康であればかからないような病気にも、かかりやすくなります。この状態のことをエイズといいます。
【感染経路】
・性行為による感染が9割以上を占めています。また、注射の回し打ちや入れ墨等の血液に触れた際(血液感染)や、母親からおなかの赤ちゃんに感染する母子感染もあります。
・咳やくしゃみ、お風呂、トイレの便座、軽いハグやキスなど日常生活では感染しません。
【感染確率】
HIVの感染確率は、コンドームを使用しない性行為の場合0.1%~1%程度ですが、なかには性行為1回で感染したという事例もあります。
暴露経路(感染リスク) | 1回あたりの暴露で感染する可能性(%) |
---|---|
輸血 | 90% |
静脈注射ドラッグ使用時の針の共有 | 0.67% |
アナルセックス(受け入れ側) | 0.5% |
針刺し事故 | 0.3% |
膣を使ったセックス(女性側) | 0.1% |
アナルセックス(挿入側) | 0.067% |
膣を使ったセックス(男性側) | 0.05% |
フェラチオ(受け入れ側) | 0.01% ※男性におけるアナルセックスのケース |
フェラチオ(挿入側) | 0.005% ※男性におけるアナルセックスのケース |
【治療】
・一度HIVに感染すると、ウイルスを体の中から除去することはできません。エイズを発症しないために一生薬を飲み続ける必要があります。
・現在、治療を受けHIVウイルスのコントロールができれば、健康な人と同じような生活を送ることが期待できるようになりました。
出典:HIV検査相談マップ HIV・エイズって何?<外部リンク>
Q2 性感染症は若い人も感染するのですか?
現在、梅毒、性器クラミジア感染症の感染者は20代の割合が高く、若い人を中心に広がっています。
さらに、SNSやマッチングアプリ等の普及により、交際範囲が拡大しており、不特定の相手と関係を持つことで、性感染症の感染リスクは高まります。
また性感染症は、不妊症や流産の原因となったり、妊娠や出産前後で赤ちゃんに感染することがあります。
未来の自分が後悔しないためにも、性感染症予防を心がけましょう。また、「もしかして、感染したかも...」と思ったら、早めに相談・受診をしましょう。
出典:感染症サーベイランスシステム
Q3 特定のパートナーとの性行為をすれば、性感染症に感染しないですか?
パートナーが、過去にあなた以外の相手がいた場合、その中で一人でも感染している人がいれば、パートナーも感染している可能性があります。そのため、特定のパートナーとの性行為であっても、あなたも感染する可能性があります。
出典:STD研究所 STDの知識<外部リンク>
Q4 梅毒が増えているのは本当ですか?
梅毒は、令和3年以降、全国的に増加しています。県内でも増加傾向であり、毎年100人以上が感染しています。
梅毒は早期治療で完治が可能です。詳しくは関連リンクをご覧ください。
関連リンク:【長岡】梅毒に注意しましょう
厚生労働省 梅毒<外部リンク>
関連リンク
厚生労働省 これって性感染症?<外部リンク>
Api-Net(エイズ予防情報ネット)<外部リンク>