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【長岡】越後長岡百景の「10 川口やな(川口)」を紹介します
「越後長岡百景」とは、長岡圏域にある様々な「風景」と、そこに秘められた「人々の想い」を集めたものです。
その百景のひとつに選ばれた「10 川口やな(川口)」について紹介します。
「想い」のタイトル
鮎と私の戦い
公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)
私が小さい頃、親と一緒に川口のやな場で鮎のつかみ取り体験に行きました。鮎はなかなかすばしっこく、子供の私には簡単にはつかまえることができません。その様子はまさに「私と鮎の戦い」でした。やっとの思いでつかまえた鮎をやな場で焼いてもらって食べました。苦戦しただけのことはあって、最高の味にとても感動しました。この思い出のやな場が、いつまでも残ってくれることを願っています。
(川口町在住 20代 女性)
※ 内容は平成16年の応募当時のものです。
百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)
簗の灯のきらめき寂し鉄色の闇を深めて光るさざなみ
※ 内容は平成17年の応募当時のものです。
関連情報
川口のやな場
川口では、古くから信濃川、魚野川の各所に数多くの打切り、簗が設けられ、主に鮭猟が盛んに行われていました。杭を打って川をせき止めるために、川を上下する船の通行の邪魔になったり、打切り地先の地主との問題があったり、時にはお互いの同業者間のいざこざや洪水などもあり、この漁猟も容易なものではありませんでした。しかし、それにもまして川沿いの人々にとっては、農間の副業としての魅力は大きく、次々と起こる難問にもくじけず、一つ一つ解決していったのです。
関係機関リンク先
川口やな場(長岡市のホームページへリンクします)<外部リンク>
越後長岡百景位置図
やな場(川口)周辺地図
越後長岡百景位置図(全体地図)[PDFファイル/724KB]
大切な思い出の場所、ありますか?-目をつぶれば、心に浮かぶワンシーン「越後長岡百景」
越後長岡百景は、地域の人々に、その地域の自然や文化、歴史、伝統といったものを題材に、景色・シーンを応募頂き、これにあわせて、「そのシーンに対するタイトルとそこに含まれる想いや情景」、「シーンにまつわる短歌」もお寄せ頂き、それを発信していくことで、地元地域への誇りや愛着心を持って頂くことを目的に、平成15年度から平成17年度に実施した事業です。
このページ中の「「想い」のタイトル」欄、「公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)」欄、「百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)」欄は、応募下さった方の「この景色・シーンに込められた想い」を、応募頂いた当時の内容そのままでご紹介しています。
少しずつ変わっていくふるさとのまちなみ。時の流れとともに、見ることのできなくなる百景のシーンもあるかもしれませんが、この場所やこのワンシーンに込められた人々の想いに、心を寄せてみてください。
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