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【長岡】越後長岡百景の「12 山古志の棚田(山古志)」を紹介します
「越後長岡百景」とは、長岡圏域にある様々な「風景」と、そこに秘められた「人々の想い」を集めたものです。
その百景のひとつに選ばれた「12 山古志の棚田(山古志)」について紹介します。
「想い」のタイトル
朝霧が流れて次々と棚田が見えてくる風景
公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)
山古志村は、山と山の間に時々霧が立ち込める時期があります。新緑が始まり、魚沼三山にはまだ残雪が有る頃、春耕が始まり、一枚ごとに形を変えた棚田に水が入ると、鏡のようになります。日の出と共にピンク色に染まる霧が動き始め、幻想的な風景が見られます。田植の準備が整った棚田が、ゆっくり、ゆっくり現れてくる様は忘れる事のない早朝の風景です。
(小千谷市在住 60代 男性)
※ 内容は平成16年の応募当時のものです。
百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)
月の影千枚棚田に遍きて静かに更けつ山古志の郷
錦鯉も角突き牛もや家に囲い牡丹雪降る山古志の里
※ 内容は平成17年の応募当時のものです。
関連情報
日本の原風景、棚田
山古志の棚田の景観は、先人の大変な努力の積み重ねによりつくられてきました。限られた山の斜面を開墾し、水源の確保をおこない、道具や肥料、刈り取った稲なども全て背中にしょって歩いて運搬しました。
こうした長い年月の積み重ねによって、今では、単に田んぼというだけに留まらず、とても美しい景観となって訪れる人の心を癒してくれる、そんな役割も果たしています。
また、山古志の棚田は、平成15年6月12日に文化庁の農林水産業に関連する文化的景観の重要地域に選ばれました。
関係機関リンク先
- 棚田(長岡市のホームページへリンクします)<外部リンク>
- 山古志の棚田・棚池(長岡観光コンベンション協会のホームページへリンクします)<外部リンク>
越後長岡百景位置図
棚田(山古志)周辺地図
越後長岡百景位置図(全体地図)[PDFファイル/724KB]
大切な思い出の場所、ありますか?-目をつぶれば、心に浮かぶワンシーン「越後長岡百景」
越後長岡百景は、地域の人々に、その地域の自然や文化、歴史、伝統といったものを題材に、景色・シーンを応募頂き、これにあわせて、「そのシーンに対するタイトルとそこに含まれる想いや情景」、「シーンにまつわる短歌」もお寄せ頂き、それを発信していくことで、地元地域への誇りや愛着心を持って頂くことを目的に、平成15年度から平成17年度に実施した事業です。
このページ中の「「想い」のタイトル」欄、「公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)」欄、「百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)」欄は、応募下さった方の「この景色・シーンに込められた想い」を、応募頂いた当時の内容そのままでご紹介しています。
少しずつ変わっていくふるさとのまちなみ。時の流れとともに、見ることのできなくなる百景のシーンもあるかもしれませんが、この場所やこのワンシーンに込められた人々の想いに、心を寄せてみてください。
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