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【長岡】越後長岡百景の「24 悠久山公園道路(長岡)」を紹介します
「越後長岡百景」とは、長岡圏域にある様々な「風景」と、そこに秘められた「人々の想い」を集めたものです。
その百景のひとつに選ばれた「24 悠久山公園道路(長岡)」について紹介します。
「想い」のタイトル
人生をまっとうする気概の道路建設
公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)
田村文四郎が精根こめて、毎日お弁当片手に通っていたという。令終橋から見た春の悠久山の桜、そして夏は緑、秋は紅葉、冬は真白な雪景色。学生時代は令終橋からスキーをはいて、悠久山の前山(今の博物館)をめざしました。この山で滑降、回転、リレーなどスキーを楽しんだことは懐かしい思い出です。現在は長岡大学や博物館があり、長岡の歴史を物語ることができます。
(長岡市在住 男性)
※ 内容は平成16年の応募当時のものです。
百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)
逝く夏のおどろの中にしづもれる令終の碑に思ひをつなぐ
重ね来し栄枯の歴史偲びつつ悠久山の蝉時雨聞く
※ 内容は平成17年の応募当時のものです。
関連情報
悠久山公園道路と令終会
令終会は、大正6年、市民有志が老後の事業として、60歳以上の人だけで長岡の将来のために仕事を残そうと集い、結成されました。市民や長岡出身者に資金を募り、まず町の中心部から公園に通じる道路を建設しました。これが悠久山公園道路です。その後も悠久山公園内に700メートルの遊歩道を整備し、泉翠池を掘るなど、今日の悠久山公園の基礎を築き上げました。「令終会」という名称は、人生の終わりを社会のために働き美しく終わろうという意味で、漢学者高橋翠村が命名しました。
関係機関リンク先
悠久山公園(長岡市のホームページへリンクします)<外部リンク>
越後長岡百景位置図
令終橋(長岡)周辺地図(地図内の赤字番号は、百景の番号)
越後長岡百景位置図(全体地図)[PDFファイル/724KB]
大切な思い出の場所、ありますか?-目をつぶれば、心に浮かぶワンシーン「越後長岡百景」
越後長岡百景は、地域の人々に、その地域の自然や文化、歴史、伝統といったものを題材に、景色・シーンを応募頂き、これにあわせて、「そのシーンに対するタイトルとそこに含まれる想いや情景」、「シーンにまつわる短歌」もお寄せ頂き、それを発信していくことで、地元地域への誇りや愛着心を持って頂くことを目的に、平成15年度から平成17年度に実施した事業です。
このページ中の「「想い」のタイトル」欄、「公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)」欄、「百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)」欄は、応募下さった方の「この景色・シーンに込められた想い」を、応募頂いた当時の内容そのままでご紹介しています。
少しずつ変わっていくふるさとのまちなみ。時の流れとともに、見ることのできなくなる百景のシーンもあるかもしれませんが、この場所やこのワンシーンに込められた人々の想いに、心を寄せてみてください。
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