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【長岡】越後長岡百景の「29 越路橋(越路)」を紹介します
「越後長岡百景」とは、長岡圏域にある様々な「風景」と、そこに秘められた「人々の想い」を集めたものです。
その百景のひとつに選ばれた「29 越路橋(越路)」について紹介します。
「想い」のタイトル
2人だけの秘密
公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)
子供の頃、父から3段変速付の自転車を買ってもらい、一人で街(長岡)に行く!と一大決心。母に危ないから絶対にダメと言われた越路橋へ。意気揚々とペダルをこぐ私の後ろにはお荷物の妹。グラグラ揺れる橋におびえ、ダンプの風圧によろめき、やっとの思いで渡って振り返ると、橋にはまだ妹が。心配する私に橋を渡った妹はケロッと一言「長崎屋は?」 街はまだずっと遠く。結局街までは行けず、あの冒険は今も2人の秘密。そんな思い出の橋が今も残っているのは嬉しいものです。
(長岡市在住 40代 女性)
※ 内容は平成16年の応募当時のものです。
百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)
越路橋青春の夢抱きつつ信濃川沿いペダル踏みにき
※ 内容は平成17年の応募当時のものです。
関連情報
越路橋
明治時代に鉄道橋としてイギリスから技術導入された旧越路橋。昭和時代に鉄道橋から県道橋へとその役割を変化させ、名前も「浦村鉄橋」から「越路橋」へと変えながら、地域の大事な宝物として一世紀あまりにわたって活躍しました。
平成10年に新しい越路橋が開通したことにより、旧越路橋はその役目を終えました。現在は、その一部を長岡市越路河川公園で見ることができ、往時の優雅な貴婦人ぶりを感じさせてくれます。
関係機関リンク先
越路河川公園(長岡市のホームページへリンクします)<外部リンク>
越後長岡百景位置図
越路橋(越路)周辺地図
越後長岡百景位置図(全体地図)[PDFファイル/724KB]
大切な思い出の場所、ありますか?-目をつぶれば、心に浮かぶワンシーン「越後長岡百景」
越後長岡百景は、地域の人々に、その地域の自然や文化、歴史、伝統といったものを題材に、景色・シーンを応募頂き、これにあわせて、「そのシーンに対するタイトルとそこに含まれる想いや情景」、「シーンにまつわる短歌」もお寄せ頂き、それを発信していくことで、地元地域への誇りや愛着心を持って頂くことを目的に、平成15年度から平成17年度に実施した事業です。
このページ中の「「想い」のタイトル」欄、「公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)」欄、「百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)」欄は、応募下さった方の「この景色・シーンに込められた想い」を、応募頂いた当時の内容そのままでご紹介しています。
少しずつ変わっていくふるさとのまちなみ。時の流れとともに、見ることのできなくなる百景のシーンもあるかもしれませんが、この場所やこのワンシーンに込められた人々の想いに、心を寄せてみてください。
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