本文
【長岡】越後長岡百景の「60 島田小学校(和島)」を紹介します
「越後長岡百景」とは、長岡圏域にある様々な「風景」と、そこに秘められた「人々の想い」を集めたものです。
その百景のひとつに選ばれた「60 島田小学校(和島)」について紹介します。
「想い」のタイトル
地域の宝 木造校舎
公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)
明治37年の開校であり、昭和2年建築の南校舎と体育館は今も元気な島田っ子を見守っています。ポプラ並木の上に建つ白く美しい鉄筋の北校舎と、古ぼけた木造校舎が対照的です。入学当時、教室が木造校舎と知り少しがっかりしましたが、体育館から廊下を歩くと気持ちは一変。廊下はピカピカ、黒光りした床と大きな柱、壁の落書きに笑い、木の温もりとやわらかさに包まれた6年間でした。今後もし学校でなくなっても、歴史を語る大切な地域の宝として、再活用されることを願っています。
(和島村在住 30代 男性)
※ 内容は平成16年の応募当時のものです。
百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)
ふるさとの木造校舎に入りて来ぬ亡き師の声の聞こゆるおもいに
※ 内容は平成17年の応募当時のものです。
関連情報
100年の歴史を刻む「旧島田小学校」
島田小学校の木造校舎は、明治37年の開校以来、数回の修理を経て、児童の教室や特別教室として利用されていました。写真の中心にある小さい小屋根は、昔、男子の玄関だった所です。(昔は男女が別の玄関だったそうです。)
島田小学校は平成21年3月に閉校となりましたが、風格ある木造校舎は健在で、105年に及ぶ歴史と七千名を超える卒業生の想いを包んで建っています。これからは障害者福祉サービス事業や、周辺の山林を含めた市民交流の場などの形で活用される予定です。
越後長岡百景位置図
旧和島小学校(和島)周辺地図(地図内の赤字番号は、百景の番号)
越後長岡百景位置図(全体地図)[PDFファイル/724KB]
大切な思い出の場所、ありますか?-目をつぶれば、心に浮かぶワンシーン「越後長岡百景」
越後長岡百景は、地域の人々に、その地域の自然や文化、歴史、伝統といったものを題材に、景色・シーンを応募頂き、これにあわせて、「そのシーンに対するタイトルとそこに含まれる想いや情景」、「シーンにまつわる短歌」もお寄せ頂き、それを発信していくことで、地元地域への誇りや愛着心を持って頂くことを目的に、平成15年度から平成17年度に実施した事業です。
このページ中の「「想い」のタイトル」欄、「公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)」欄、「百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)」欄は、応募下さった方の「この景色・シーンに込められた想い」を、応募頂いた当時の内容そのままでご紹介しています。
少しずつ変わっていくふるさとのまちなみ。時の流れとともに、見ることのできなくなる百景のシーンもあるかもしれませんが、この場所やこのワンシーンに込められた人々の想いに、心を寄せてみてください。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)