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【長岡】越後長岡百景の「80 長岡駅(長岡)」を紹介します
「越後長岡百景」とは、長岡圏域にある様々な「風景」と、そこに秘められた「人々の想い」を集めたものです。
その百景のひとつに選ばれた「80 長岡駅(長岡)」について紹介します。
「想い」のタイトル
夢の旅
公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)
子供の頃、母親に連れられ年に何度か汽車で買い物に来ていました。当時、柏崎に住んでいた自分にとって長岡は何でもある「夢の場所」でした。列車の道中は楽しく、透明な容器に入ったお茶を買って、不思議な入れ物の中身が冷めるのをずっと待っていた記憶があります。「街」での一日が終わると、遊びつかれて帰途はいつも眠ってしまいました。東京の学校に行くようになり、ここ長岡駅から、「街」から「都会」へのまた少し長い旅が始まりました。長岡は都会への玄関「夢を叶えに旅立つ場所」でした。
(新潟市在住 40代 男性)
※ 内容は平成16年の応募当時のものです。
百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)
長岡駅を暗きに発ちて母とわれら高田陸軍病院に父を訪ねき
※ 内容は平成17年の応募当時のものです。
関連情報
長岡駅
長岡駅はその位置を巡り、中島説と旧城跡説がありましたが、鉄道が開通すれば工業地となり、市街化が進むと考えられ、1897年(明治30年)6月に旧城跡地に決まりました。駅舎は翌年6月16日に建設。鉄道の開通に伴い駅前は発展し、需要の増した駅に対して何度か改築の陳情がありました。新幹線の乗り入れに伴い、昭和49年に改築が始まり現在の駅になりました。現在の駅舎は、長岡藩の「五間梯子」をデザインしたものです。
越後長岡百景位置図
長岡駅周辺地図(地図内の赤字番号は、百景の番号)
越後長岡百景位置図(全体地図)[PDFファイル/724KB]
大切な思い出の場所、ありますか?-目をつぶれば、心に浮かぶワンシーン「越後長岡百景」
越後長岡百景は、地域の人々に、その地域の自然や文化、歴史、伝統といったものを題材に、景色・シーンを応募頂き、これにあわせて、「そのシーンに対するタイトルとそこに含まれる想いや情景」、「シーンにまつわる短歌」もお寄せ頂き、それを発信していくことで、地元地域への誇りや愛着心を持って頂くことを目的に、平成15年度から平成17年度に実施した事業です。
このページ中の「「想い」のタイトル」欄、「公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)」欄、「百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)」欄は、応募下さった方の「この景色・シーンに込められた想い」を、応募頂いた当時の内容そのままでご紹介しています。
少しずつ変わっていくふるさとのまちなみ。時の流れとともに、見ることのできなくなる百景のシーンもあるかもしれませんが、この場所やこのワンシーンに込められた人々の想いに、心を寄せてみてください。
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