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【長岡】越後長岡百景の「90 相野原観音堂(小国)」を紹介します
「越後長岡百景」とは、長岡圏域にある様々な「風景」と、そこに秘められた「人々の想い」を集めたものです。
その百景のひとつに選ばれた「90 相野原観音堂(小国)」について紹介します。
「想い」のタイトル
相野原観音堂まつりは村祭りの原風景
公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)
田んぼの真ん中にポツリと建っている小さな観音堂は、誰もが探し求めている心の中の風景、永遠のふるさとといった感じの場所です。農耕に使われていた馬の無病息災を願うお祭りが復活したと聞き、写真撮影に出かけてみました。祭りでは村人が集い、子供を乗せた馬が観音堂を1周します。素朴で小さな村祭りの原風景のイメージどおりでした。
(柏崎市在住 50代 男性)
※ 内容は平成16年の応募当時のものです。
関連情報
相野原観音堂
小国相野原には、田園の中にあるお堂として有名な相野原観音堂があります。「田んなかの観音様」の愛称で親しまれているこの観音堂は、江戸時代末期に建てられました。堂内中央にまつられている本尊の馬頭観音座像は、本来、中魚沼郡仙田村岩瀬(現在の十日町市岩瀬)にまつられていましたが、渋海川が氾濫するたびに相野原に流されてくるので、よほどこの土地に縁のある仏様に違いないと人々がお堂を建立し、安置したという言い伝えがあります。昭和初期まで、着飾ったたくさんの農耕馬による無病息災を祈るお祭りが行われており、現在も毎年8月の第一日曜日に開催される「相野原観音堂まつり」としてしのぶことができます。
越後長岡百景位置図
周辺地図(地図内の赤字番号は、百景の番号)
越後長岡百景位置図(全体地図)[PDFファイル/724KB]
大切な思い出の場所、ありますか?-目をつぶれば、心に浮かぶワンシーン「越後長岡百景」
越後長岡百景は、地域の人々に、その地域の自然や文化、歴史、伝統といったものを題材に、景色・シーンを応募頂き、これにあわせて、「そのシーンに対するタイトルとそこに含まれる想いや情景」、「シーンにまつわる短歌」もお寄せ頂き、それを発信していくことで、地元地域への誇りや愛着心を持って頂くことを目的に、平成15年度から平成17年度に実施した事業です。
このページ中の「「想い」のタイトル」欄、「公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)」欄、「百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)」欄は、応募下さった方の「この景色・シーンに込められた想い」を、応募頂いた当時の内容そのままでご紹介しています。
少しずつ変わっていくふるさとのまちなみ。時の流れとともに、見ることのできなくなる百景のシーンもあるかもしれませんが、この場所やこのワンシーンに込められた人々の想いに、心を寄せてみてください。
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