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【長岡】越後長岡百景の「97 長鉄(寺泊駅)」を紹介します
「越後長岡百景」とは、長岡圏域にある様々な「風景」と、そこに秘められた「人々の想い」を集めたものです。
その百景のひとつに選ばれた「97 長鉄(寺泊駅)」について紹介します。
「想い」のタイトル
思い出多い電車通学
公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)
農村部より6キロの道のりを自転車通学していた私は、冬季間が電車通学となることを知りませんでした。年に1、2回長岡の叔母のところに両親から連れて行ってもらうときに乗るだけだった長鉄に、毎日乗れることは、この上ない喜びでした。例え吹雪の日でも、駅までの徒歩2キロをつらいと思ったことはありませんでした。部活が終わって電車に飛び乗り、車内から見るライトに照らされた雪景色の校舎は今でも鮮明に覚えています。
(寺泊町在住 50代 男性)
※ 内容は平成17年の応募当時のものです。
関連情報
長鉄(長岡鉄道)
大正3年8月、長岡市の清水常作らが申請した長岡鉄道と、木村松二郎が申請した新魚沼鉄道(中貫鉄道)が合併して長岡鉄道となりました。工事に先立ち、各所で敷設する路線の変更要求があったため、長岡鉄道は人家の密集地を避け、田園地帯を走る路線となりました。同4年10月に、与板-寺泊間、同5年1月に西長岡-与板間、同10年11月に来迎寺-西長岡駅間が営業を開始。昭和27年(1952年)11月に全線電化が完了し、通勤通学者が増加しました。同35年10月には中越自動車、栃尾鉄道と合併して越後交通となり、路線も越後交通長岡線となります。その後、同50年に長岡鉄道の旅客営業が廃止され、平成7年3月に、70年の歴史を閉じました。
なお、右上の写真内の右奥にある建物は、旧寺泊中学校です。
越後長岡百景位置図
旧寺泊駅周辺地図(地図内の赤字番号は、百景の番号)
越後長岡百景位置図(全体地図)[PDFファイル/724KB]
大切な思い出の場所、ありますか?-目をつぶれば、心に浮かぶワンシーン「越後長岡百景」
越後長岡百景は、地域の人々に、その地域の自然や文化、歴史、伝統といったものを題材に、景色・シーンを応募頂き、これにあわせて、「そのシーンに対するタイトルとそこに含まれる想いや情景」、「シーンにまつわる短歌」もお寄せ頂き、それを発信していくことで、地元地域への誇りや愛着心を持って頂くことを目的に、平成15年度から平成17年度に実施した事業です。
このページ中の「「想い」のタイトル」欄、「公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)」欄、「百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)」欄は、応募下さった方の「この景色・シーンに込められた想い」を、応募頂いた当時の内容そのままでご紹介しています。
少しずつ変わっていくふるさとのまちなみ。時の流れとともに、見ることのできなくなる百景のシーンもあるかもしれませんが、この場所やこのワンシーンに込められた人々の想いに、心を寄せてみてください。
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