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14 北国街道妻入りの街並
概要・良寛とのゆかり
家の「妻」方向に玄関のある建物が延々約4kmにわたって続く、全国的でも珍しい街並み。
江戸時代には、間口の広さに税金が掛けられたことから、北國街道には2間や3間半といった間口が狭く奥行きの長い妻入り家屋が軒を連ねていた。
出雲崎町の正月の伝統行事の獅子舞は、江戸の元禄時代から行われてきたもので、毎年1月2日・3日に各町内の神社から若衆に担がれた獅子が、太鼓や笛、ほら貝の音色に合わせて勇ましく、妻入りの街並で一軒一軒悪魔払いをして回る。