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20 代官所跡
概要・良寛とのゆかり
江戸時代天領となった出雲崎には代官所が置かれた。何回か移転したが、ここが最後の代官所であった。
出雲崎は元和2年(1616)徳川幕府の天領となり、良寛の生家橘屋に近く、町の中央に位置する上杉氏時代の陣屋の場所(秋田屋敷)が、
越後で最初の天領代官所となった。
寛永2年(1624)次の松下勘左衛門代官が来任した時、それまで出雲崎町の秋田屋敷にあった代官所が、京屋与右衛門家があった尼瀬町の稲荷町に移転。
享保9年(1724)、地滑りで被害を受け、代官所は出雲崎の羽黒町に移転。
宝暦13年(1763)、40年間出雲崎にあった代官所は、再び尼瀬の稲荷町へと移転。
良寛の弟・由之は代官所を出雲崎に復帰する運動を起こすが、果たすことはできなかった。
文化5年(1808)、地滑りで、同じ尼瀬町内の現在の場所に移転。
全景写真
詩歌碑・像
代官所跡碑:昭和43年、出雲崎老人クラブ尼瀬喜楽会幸福会の発議と募金で建碑
関係機関リンク先
北国街道出雲崎宿(出雲崎町観光協会のホームページへリンクします)<外部リンク>
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