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81 宇奈具志神社
概要・良寛とのゆかり
良寛が子どもたちとかくれんぼをしたり、盛夏に涼を求め足を運んだ神社。
境内参道左側に良寛の「出田の宮」詩歌碑がある。
古くから産土神として信仰されてきた。当初は今よりも南に位置しており、出田神社と称していたが宝治2年(1248)に現在地に遷座した。
その後天和元年に火災により焼失。翌年再建、文政10年に改築、明治3年には社号を宇奈具志神社に改称している。
毎年8月16日には「六夜祭 弓踊り行列」が開催される。このお祭りは宇奈具志神社に古くから伝わるお祭りで、赤い装束に弓矢を手にした子供たちが、弓踊りを奉納することで知られる。秋季大祭の前夜祭で、夜御神輿の巡行がある。
お獅子の悪魔祓い、露祓い、奴、馬乗り、はな籠、太刀持、鉄砲持、剣持、馬廉、弓持、楽人、道祖神、神官、神輿、氏子総代など。
主役は弓踊りで、長岡市の「無形文化財」に指定されている。
全景写真
詩歌碑・像
良寛「出田の宮」詩歌碑:平成12年3月建碑、選化170年村と良寛会、筆者良寛
この詩は亡くなられる前の年につくられたもの。良寛さまは涼を求める場所として出田の宮を好んだらしく、この詩からもその気持ちがうかがわれる。
関係機関リンク先
- 出田の宮詩歌碑(長岡市のホームページへリンクします)<外部リンク>
- 観る(和島観光協会のホームページへリンクします)<外部リンク>