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花角知事がFM新潟の「CHIJI&CHIKAGEの新潟さんぽ」で新潟のキャンプをテーマに語りました!
花角知事がFM新潟の「CHIJI&CHIKAGEの新潟さんぽ」で新潟のキャンプをテーマに語りました!
番組名:CHIJI&CHIKAGEの新潟さんぽ
日時等:令和5(2023)年8月18日(金)10:08 ~ 10:15
パーソナリティ:花角英世(新潟県知事)、中村智景
(中村) ここからの時間は、私中村智景と新潟県の花角英世知事とでお送りする「CHIJI&CHIKAGEの新潟さんぽ」、この番組では、新潟を散歩気分でチェックします。花角知事、今日もよろしくお願いします。
(知事) はい、よろしくお願いします。
(中村) 今日はキャンプをチェックします。知事はキャンプされたことは?
(知事) はい、ありますよ。子供が小さいころですけど。1990年代のオートキャンプが、はやり出した頃ですかね、何回もオートキャンプ場、行ってますね。
(中村) やっぱりバーベキューをされるんですか。
(知事) そうですね。作りましたよ。
(中村) 調理から?
(知事) もちろんです。
(中村) 素晴らしいです。新潟県は山に川に海、そして島がありますので雄大な自然を満喫できるスポットが満載ですよね。
(知事) はい。大自然が楽しめるのはもちろん、温泉が楽しめたり、アクティビティ、例えば釣りですとか、カヌー、バーベキューなどが充実していたりと、魅力的なキャンプ場は数多くあります。感染症が流行している間に密を避けるために、キャンプを始めた方も多かったようですね。
(中村) そうですね。ソロキャンプですよね。知事、ソロキャンプは?
(知事) いや、したことない。
(中村) そうですね。民間団体の調査によりますと、新潟県内にはキャンプ場が120ヶ所以上あるんだそうです。ウェブサイト新潟観光ナビを見てみますと、県内62ヶ所のキャンプ場が紹介されています。
(知事) いやかなりの数ですよね。
(中村) そうですね。その中から少しご紹介していきましょう。まずは上越エリアからです。糸魚川市のヒーリングガーデンたかなみキャンプ場<外部リンク>。糸魚川の巨大魚、ナミタロウ目撃伝説がある。高浪の池に大迫力の岩の壁を持つ明星山が映り込み、絶景キャンプを楽しむことができます。またボートに乗ったり、広い芝生の上で遊んだり、グラウンドゴルフを楽しんだりもできます。
(知事) はい、そして木々に囲まれていますので、森林浴ですとか、昆虫採集、親子連れにもおすすめでしょうかね。近くには新潟県の石にも指定されました。天然のヒスイが間近に見られる小滝ヒスイ峡もあります。
(中村) そこも寄るといいですね。
(知事) はい。
(中村) 続いて中越エリア、十日町市の越後妻有大厳寺高原キャンプ場<外部リンク>。雨水山の中腹、標高700メートルほどに位置する大厳寺高原。テージやバンガロー、テントが完備されています。不動池でサップやカヌー体験、ダウンヒルサイクリング、ノルディックウォークなどのアクティビティも充実しています。また室内テント泊ができるインドアキャンプサイトがありまして、お天気を気にせずキャンプ体験ができちゃいますよ。
(知事) はい、そしてその上にはもう大地の芸術祭の作品も点在していますので、散策もいいんじゃないでしょうか。
(中村) そうですね。次は下越エリア。新潟市北区の海辺の森キャンプ場<外部リンク>です。緑豊かな環境にあるキャンプ場で、森や遊歩道の散策など、たっぷりと自然を堪能できます。最寄りの島見浜海水浴場が徒歩圏内ですので、海水浴も楽しめます。それから手ぶらバーベキューの内容も充実していますよ。
(知事) そして、事前に予約すれば、ドラム缶風呂も楽しめるんだそうです。いい思い出づくりができそうですよね。
(中村) そうですね。最後は佐渡市の二ツ亀キャンプ場<外部リンク>。ミシュラングリーンガイドジャポンで2つ星として掲載された二ツ亀・大野亀を眺めることができ、佐渡随一の透明度を誇る二ツ亀海水浴場にあるキャンプ場です。外海府のダイナミックな自然環境が何より魅力。キャンプサイトは傾斜地で、ビーチへと続く階段は少々心臓破りなんだそうです。
(知事) あの日本海に沈む夕日ですとか、満点の星空。そういった外海府の美しい自然を満喫できると思います。
(中村) 新潟県の長岡、上越、南魚沼地域振興局では、自然豊かなアウトドアフィールドを生かし、「キャンプといえば、やっぱ新潟でしょ」と言われることを目標に、アウトドアの魅力を県内外にアピールする新潟キャンプ市場活性化プロジェクトを官民連携して進めているそうですね。
(知事) はい、そうです。令和4年度から、新潟県の豊かな自然を生かしたアウトドアによる観光施策を展開して、「新潟=キャンプ」というイメージの定着を目指すプロジェクトです。今年度は新潟県のキャンプの魅力を伝える情報発信と、そして各地域でのアウトドアイベント。また子供向けのアウトドア体験プログラムなどを実施しています。
(中村) 県内各地のキャンプ場でアウトドアイベントを通して、県民の皆さんが身近な自然で遊んで、気軽に楽しむ姿を全国に発信することで、新潟県のアウトドアシーンが盛り上がっていきそうですね。ではその子供向けの体験プログラムをご紹介しましょう。6月に和島オートキャンプ場<外部リンク>で行われたのが、アウトドアライフストア・ウエストと開発した、子供向け1泊2日のアウトドア体験プログラム、24サバイバルキャンプ2023<外部リンク>です。これは子供たちが親元を離れて、初めて会う仲間と協力して、自然の中で生活を組み立て解決していくプログラム。具体的には、テントを張るために必要なペグをナイフで木を削って作り、そのペグを使ってテントを張りました。それから、火おこしに挑戦してその火を使ってカレーを作ったりしました。夜にはヘッドライトの明かりを頼りに森を探索。翌朝にはまず火を起こして、その火でトーストを焼いて食べるなんてこともしました。2日目の朝はみんな慣れた手つきで、次々と作業をしていったそうです。
(知事) これはなかなかいい体験ですよね。子供たちが協力して、自然の中で生活を組み立て解決していく、こうした体験というのはもしもの時にも役立つ。生きる力と自信を養ってくれると思います。
(中村) ほんとそうですね。実はこのサバイバルキャンプ、今年度は、あと2回企画されています。9月23日から24日の土日、南魚沼市の五十沢キャンプ場<外部リンク>で開催。参加申し込みの締め切りは9月10日です。10月14日から15日の土日、魚沼市の越後ハーブ香園入広瀬<外部リンク>で開催、9月11日からこちらは申し込み開始となっています。どちらも対象は小学校3年生から6年生で、身の回りのことが1人でできることが条件です。定員は、各回16名。参加費は各会場、1万円です。
(知事) お子さん達は保護者のいない中で、インフラが遮断された非日常の環境で、生きるために何が必要かを自分たちで考えて自然体験を通して、生きることを学ぶことができます。ナイフを使ってみたり、火が起こせたりと…自信もつきますよね。貴重な体験をしていただく、いい機会にしてもらえると嬉しいです。
(中村) 夏休みも残りわずかです。この夏もキャンプ場で楽しい思い出作ってみてください。お相手は中村智景と・・・。
(知事)花角英世でした。