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【巻】平成30年度の農業関連イベントの報告
田んぼアート
農作業を体験することで多くの方から農業に関心をもっていただき、また、地域の活性化につなげようと、燕市景観作物推進協議会(燕市・JA越後中央・新保富永集落・西蒲原土地改良区)や大曽根自治会が主催し、田んぼアートの取り組みが毎年行われており、当部からも職員が参加しています。
平成30年度は5月13日(日曜日)の午前9時から燕市新保地内で、午後1時から新潟市西蒲区大曽根地内で田植えが行われました。
新保では燕地域に古くから伝わる風習の天神講に因んで学問の神様である菅原道真公(天神様)を描き、大曽根では佐渡の世界遺産登録を応援するデザインに稲を植えました。
また、9月23日(日曜日)に西蒲区大曽根地内で、9月30日(日曜日)に燕市新保地内で稲刈りが行われました。大曽根では約100名、燕市新保では約300名が参加し、みなさん慣れない手付きではあるものの、秋の収穫を満喫していたようです。
燕市新保地区の田んぼアート
平成30年度のデザインは天神様
田植えの様子
平成30年7月27日の生育状況
稲刈りの様子
新潟市西蒲区大曽根地区の田んぼアート
平成30年度は佐渡の世界遺産登録を応援
田植えの様子
平成30年8月14日の生育状況
稲刈りの様子
西蒲区夏井のハザ掛け
新潟市西蒲区の夏井集落はハザ木が多く残り、この景観は農地があってこそ成立するものです。今後もこの景観を守るためには、集落の農業・農地を今後も維持していく必要があります。
夏井集落では、このような地域資源を活かした夏井の将来像を考える話合いを行っています。
今年度は、集落の皆さんが地域資源を再認識する活動として、稲刈り・ハザ木へのハザ掛けを行いました。
小雨の中、平成30年9月29日(土曜日)に集落の老若男女約30名が参加し、約40年ぶりのハザ掛けを行いました。
集落ではハザ木の景観を残したほ場整備事業も、視野に入れているようです。
稲刈りの様子
ハザ掛けの様子
西区大農業まつり
平成30年10月6日(土曜日)、新潟市西区の主催で毎年開催されている「大農業まつり」に今年も巻農業振興部として出展しました。台風によるフェーン現象で猛暑となったなか、人気の砂付き大根や豚汁販売のおかげで来場者は約3千人超える盛況ぶり。巻農業振興部は「西蒲原の排水改良の歴史」をテーマとしたブースを設け、パネル展示や排水機場の役割を模型(ジオラマ)を用いて説明しました。アンケート結果から、9割以上の方から排水機場が地域社会に果たす役割の大きさを実感し、興味を持っていただいたことがわかりました。
コメパンマンも応援に
ジオラマを使って排水機場の役割を説明