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【新潟】河川に関すること

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0123961 更新日:2024年8月1日更新

より安全な まちをめざす 川づくり

 新潟地域振興局地域整備部では、万が一の洪水等による被害を最小にするために、河川の流れている地域の特徴を踏まえて、河川の維持管理、整備を総合的に行っています。

主な河川事業

鳥屋野潟 水都にいがたのシンボルである鳥屋野潟は、流域の大半が海抜ゼロメートル地帯です。昭和53年の水害を契機に治水対策に取り組んでおり、現在は湖岸堤の整備を進めているところです。治水、環境保全、利活用の観点で県民の関心が非常に高く、学識経験者や関係団体の代表で構成される委員会や地域住民等との意見交換を行い計画を策定しています。  

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河川の利用等

河川の利用 河川は、自然豊かな憩いの場として、多くの人々が水遊び・魚釣り・散策等を楽しめる空間となっています。河川は公共のものなので、基本的に誰もが自由に利用することができますが、なんでも自由に利用できるということではありません。許可なく河川を汚したり、破壊したり、また、他の利用者の迷惑となる行為は、河川法やその他の法律により禁止または制限されています。 河川を利用するときは、他の河川利用者や付近住民に迷惑・危険を及ぼさないように、みなさんで気持ちよく利用していただくようお願いします。  河川の維持管理 河川としての機能を確保するためや、河川を安全かつ快適に利用できるよう、堤防点検の実施や、堤防の変状等が確認できるように除草を行うなど、河川の管理を行っています。また、西川水路橋などの重要な河川管理施設については、長寿命化計画を策定し、適切な点検や補修を行っています。 西川・新川立体交差 低平地の排水のため、江戸時代に人工的に掘られた新川と、元からあった西川が立体交差しています。現在の施設は三代目で水路橋となり、新川の上を西川が流れています。  河川情報の提供 県内の河川水位や雨量などの情報を、県のインターネットサイト「土木防災情報システム」を通じて、観測データをリアルタイムで公開しています。情報取得方法として、パソコン版と携帯端末版(スマートフォンサイト、従来型携帯サイト)の3つがあります。

河川管理施設

山の下閘門排水機場 海抜ゼロメートル地帯が広がる東新潟地域を流れている通船川や栗ノ木川流域では、昭和39年の新潟地震により甚大な浸水被害がありました。災害復旧にあたっては、被災地域の発展と災害の再発防止の観点から、それまでの「築堤方式」ではなく、河川水位を人工的に下げる「低水路方式」を採用し、山の下閘門排水機場と津島屋閘門排水機場の整備を行い、昭和42年から運用しています。その後、平成10年の水害を受け、平成15年に新排水機場の増設が完了し、排水機場の能力は21.6㎥/sから51.6㎥/sへ増強され、現在の姿となっています。 排水機場では、排水ポンプを常時運転し、通船川を信濃川より約2m低い水位に保つとともに、水位差のある河川の間を船舶が通航できるよう併設した、閘門の開閉を行っています。 閘門は、新潟西港から通船川の中流にある県営貯木場へ輸入木材を運ぶ、曳き船と筏(ひきぶねといかだ)が通航しています。 排水機場は新潟市の東区と中央区の境界に位置し、敷地内には境界標と境界の路面標示があります。 福島潟放水路 福島潟放水路は、福島潟の水位が高くなったときに洪水を福島潟から分水し、新潟東港を経由して日本海に放流するために開削した、幅約100m、長さ約6.7kmの河川で、平成15年に完成・通水しました。放水路沿川の地下水位低下による井戸枯れを防ぐために、通常時は水位を+0.7mに保つ必要があります。このため、下流部には海水の遡上を防ぐための堰(豊栄潮止堰)を、上流部には福島潟への逆流を防ぐための堰(椋堰)を設置し、水位調節は放水路と交差している新発田川の下流の水門(浦ノ入水門)を操作して行なっています。潟の水位が高くなったときは、豊栄潮止堰を倒伏させて放水路内の水位を下げ、椋堰を倒伏させて洪水を流します。 施設見学 様々な団体の見学を事前申込みにより受付しています。 施設カード  「施設の役割」や「ひとこと自慢」などの情報を記載した『施設カード』をそれぞれの管理棟で配布しています。  

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